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地域の力が渦巻く場所に?! 船舶用ポンプの製造会社が創業の地に 「スパイラルガーデン大州」開業 広島

11月23日、広島市南区に新しい商業施設がオープンしました。「スパイラルガーデン大州」と言いまして、私が今までに知っているショッピングモールとはちょっと違うぞ、という点が多々ありました。その魅力、3つのポイントに絞ってガッツリお伝えします!

土曜日にオープンした「スパイラルガーデン大州(おおず)」には、5000平方メートルほどの広さに30のテナントが入っています。

場所は、広島駅から2kmほど東。すぐ側に本社を構える船のポンプを作る会社、シンコーが創業した場所で、関連会社「拓興産」が運営しています。

シンコー 筒井幹治社長
「こういうことやるの初めてなんで、そのうちは完全な機械の製造業ですから、そういうことができるかどうか不安になったんです。でも、集まってきた人たちの、その雰囲気、意気込みとかは伝わってきた。そういうコミュニケーションの場を広げていけるような場所になればいいなと」

「初めて」ならではのユニークさ…?! そしてお店は個性的!

初めての事業、ということで、ちょっと変わったポイントも。1つめは、地味~な始まり方。

午前10時の開業時間に、派手な演出は一切なし。三角コーンが取り除かれて、本営業が始まりました。
拓興産 田中慎一郎課長
Q。今日10時にオープンですけど、くす玉割りとか、テープカットとか…
「全くないです、ハイ。オープンの時に何人来たよ、とかっていうよりも、本当に長く愛されて使ってもらえるかっていう方が、僕は大事だと思ってまして。で、『気づいたらオープンして、気づいたらみんな使ってた、というところをですね、やっぱり目指せたらいいなと」

とはいえ、お店の個性は、決して地味ではありません。専門店がぎゅぎゅっと集まった「大州生鮮市場」の野菜売り場では、試食販売もあります。

三ツ星青果 緑 金谷琴美さん
「大根、是非食べてみてください」
田村アナウンサー
「これ、ナマの大根ですか?」
「はい、もう切っただけです。こちらの、和歌山のミサトファームさんの登竜門大根っていう…」
「頂きます…わ!すごいみずみずしい!甘!ナマでこの甘さですか?」
「寒くなったらもっともっと甘くなって、初めて食べたらえ?梨?みたいな…」「すごい美味しい」

飲食店の中には、水産業者直営の牡蠣小屋も。

田村アナウンサー
「すごい大きい! 江田島の牡蠣なんですって。いけ! うおー! きた! 立派な牡蠣! すんごい良い香りする! いただきます! ~食べる~ おいひー! 身がしっかりしてる。食感もいいし、ホントに美味しいです」
牡蠣と肉 寺本 山口和年店長
「『鍛え牡蠣』という結構厳しく育てた牡蠣なんで、臭みもなく、クリーミーで、食べやすいと思います」
「味がかなり濃厚です!」

ちょっと変わったポイント、2つめは、そのコンセプトです。
テーマは「食・教育・循環」ということで、料理教室ができるキッチンや学習塾、パルクール施設と、体験型のテナントも充実しています。
BBQや結婚式もできるというガーデンには、施設内の生ゴミを減らすための実験的なスペースも確保されていました。

モリノス責任者 生原誠之さん
「調理くず、やっぱ出ますよね? その調理くずをこの中に入れて、混ぜてコンポストするといい土ができてきますので。ここを循環させる、と」
田村アナウンサー
「ここで堆肥を作って、実際に。使われるってことですね」

子どもも大人も○○出来る!? 商業施設だけど売買だけじゃない!

3つめのポイントは、大人が挑戦する場所でもある、ということ。シェアオフィスから、託児所、人材紹介事業所までが一つ屋根の下に集まっています。

田村アナウンサー
「このスペースでは、ゆったりくつろぎながら、人生を考えることができるんです。そして、お仕事も探すことができるんですよね?」

ジョブガーデン 高藤まりこプロデューサー
「そうですね、定着に重きを置いていて、広島の企業、広島で働きたい人達に向けてお仕事のご紹介をさせて頂いています」

田村アナウンサー
「さあ、ムーディーな音楽が流れています。こちら、おしゃれな休憩スペースでくつろぐこともできますし、ちょっとね、気になるお店があるんですよ。こちら、盆栽カフェといって、盆栽を眺めながらお酒なども楽しめるんだそうです」

田村アナウンサー
「で、オープン直後ということで、お花もいっぱい送られてるんですが、ご覧ください。なんと、あの小栗旬さんからも届いています。衝撃です。

田村アナウンサー
「こちらのスペース、入ってみましょう、お邪魔します…」
内装整備中のここは、レコーディングスタジオでした。
ウズマキ スタジオ 小木曽喬太さん
「1番の主軸はコンテンツを作る場所。人がおお!っていうものを、ここでみんなで考えて作って、人に見せていくっていう、いわゆるラボみたいな」

モノの売り買いだけでなく、色んな人が関わることで、暮らしを豊かにするアイデアが渦巻く場所にしたい、それが、運営会社の狙いです。

拓興産 田中慎一郎課長
「若者もですし、いろんな世代の人たちがですね、チャレンジできる場になればいいなと思ってます。失敗もあると思いますけど、人生1回の中で、やっぱり挑戦するかしないかで言ったらした方がいいと思うので、そういう場になればいいなと思ってます」

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