架空の女性になりますし、マッチングアプリで知り合った男性から100万円以上をだまし取ったとして、広島県警は26日、住居不定、自営業の男（26）を詐欺の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、男は2023年12月から24年1月までの間、架空の女性やその女性の知人になりすまし、マッチングアプリで知り合った男性（26）に、SNSの音声通話やメッセージで「じゃあとりあえず腹減ったから昼飯代くれ」「まずはお金を用意して、信用を得ることが必要」などとうそを言い、7回にわたって現金や電子マネーで計100万以上などをだまし取った疑いが持たれています。

警察の調べに対し、男は「合ってます」と容疑を認めているということです。

被害にあった男性から「マッチングアプリで知り合った女性にだまされた」と相談があり事件が発覚。男は、架空の女性の知人として、現金の受け取りや男性との通話をしていたということです。

警察は男が、性的行為をするための対価を理由に、男性から現金をだまし取っていたとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。