陸上です。元日のニューイヤー駅伝の出場権をかけた中国実業団駅伝が、あさって10日(日)、世羅台地(広島)で開催されます。ことしの見どころをまとめました。
石田充 アナウンサー(去年)
「世羅台地で連覇を遂げました。今、21回目の優勝」
2連覇を果たした中国電力は、佐藤敦之 新監督のもと3連覇へ突き進む。
中国電力 佐藤敦之 監督
「超攻撃的な駅伝ができるように将来的につくっていきたいなと思います」
去年、2位のマツダは若手( 扇育・木山達哉 )が台頭。定方 新キャプテンを中心に4年ぶりの優勝をめざす。
マツダ 増田陽一 監督
「総力戦でしっかりミスなく、チャレンジングに勝負して…」
中電工は、地元出身の新戦力( 倉本玄太・北村惇生 )の活躍が勝負のカギを握る。
中電工 松長信也 監督
「3年ぶりの優勝ということで王座奪還」
JFEスチールは、53回目の出場で悲願の初優勝へ。
JFEスチール 矢野哲 監督
「ずっと長年、目標にしてきた優勝だと思いますので、積年の思いをなんとか晴らしたないというふうに思っています」
世羅の台地で中国王者に輝くのは、どのチームか?
小宅世人 アナウンサー
世羅の7区間80.8キロのレースです。終盤まで大混戦が予想されます。
ここまで2連覇中の中国電力に注目のランナーがいるんです。2大会連続MVPの 菊地駿弥 選手(26)です。去年はエースが集う最長19キロの6区、4位でたすきを受け、区間新記録の走りでトップに立ち、2連覇に貢献しました。
わたしも7日、中国電力・菊地選手の練習を取材したんですが、「去年は去年。ことしはことし。環境やコンディションは毎年違うので、去年のような走りをしようという思いは全くないんだ」という話をしていました。「たすきを前で受けても、後ろで受けても、自分のパフォーマンスは絶対に変わりません。とにかく仲間を信じて走るだけです」と自信のこもったコメントを届けてくれました。
レースの模様は10日(日)、RCCテレビで生中継される予定です。
(午前9:54~11:24 午後0:54~2:15)
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