ルドンの生涯と彼が生きた時代に焦点を当て
岐阜県美術館のコレクションを中心に約200点、
オルセー美術館の所蔵作品など国内外の秀作を一堂に会し、
伝統と革新の狭間で独自の表現を築きあげていく
ルドンの画業の全容を紹介します。
オディロン・ルドン(1840-1916)
ルドンは19世紀末から20世紀初頭にかけて、
フランスで活躍した象徴主義を代表する画家。
産業革命など、技術革新や社会情勢の影響を受けて
芸術家たちが新たな技法や表現に挑戦した時代でした。
《自画像》1867年、油彩/板、パリ、オルセー美術館
©Grand Palais Rmn (muséed'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
《「エドガー・ポーに」Ⅰ.眼は奇妙な気球のように無限に向かう》1882年、リトグラフ/紙、岐阜県美術館
画業の前半は空を飛ぶ目玉、人面を持つ植物など
不可思議な題材を中心にモノクロームの色彩で表現しています。
《黒い花瓶のアネモネ》1905年頃、パステル/紙、岐阜県美術館
《眼をとじて》1900年以降、油彩/カンヴァス、岐阜県美術館
後半生では、女性像や神話の一場面、
花瓶の花などの題材を中心に、色彩豊かに描いたことで知られています。
《ペガサス、岩上の馬》1907-10年頃、パステル/カルトン、ひろしま美術館
《ペガサスにのるミューズ》1907-10年頃、油彩/カンヴァス、群馬県立近代美術館
《窓》1906年頃、油彩/カンヴァス、岐阜県美術館
《光の横顔》1885-90年、木炭/紙、パリ、オルセー美術館(ルーブル美術館版画素描部)
©Grand Palais Rmn (muséed'Orsay) / Gérard Blot / distributed by AMF
《ポール・ゴビヤールの肖像》1900年、パステル/紙、岐阜県美術館
《曙光のある出現(曙の乙女)》1895年頃?、パステル/紙、髙島屋史料館
《オルフェウスの死》1905-10年頃、油彩/カンヴァス、岐阜県美術館
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PARALLEL MODE:オディロン・ルドン―光の夢、影の輝き
●期間 2025年1月11日(土)~3月23日(日)
●場所 ひろしま美術館(広島市中区基町3-2 中央公園内)
●開館 9:00~17:00(入館は16:30まで)
●入館料 一般:2,000円 高大生:1,000円 小中生:500円
※障がい者手帳をご提示の方は ご本人と同伴者一名無料
●問合せ ひろしま美術館 TEL:082-223-2530
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