この記事は2024年9月28日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
未就学児を育てるママにとって、自分も子どもも楽しめる場所を見つけるのは大切なことです。
公園や支援センターも良いですが、長く続く子育てには「飽き」「マンネリ化」がつきもの。
選択肢が増えると嬉しいですよね。
今回は無料でありながら、親子ともども楽しめる「図書館」に注目!
「図書館通いのメリット」 と 「パパママも図書館を満喫する知恵」 をご紹介します。
図書館まで車で10分と、近くも遠くもない我が家。
毎月1回、多くて3回通うこともあるほど図書館を活用しています。
家事育児の合間に雑誌や興味のある本が読めたらいいなと、自分のためにはじめた図書館通いですが、子どもにとっても予想以上に良いことばかりでした。
ここでは、筆者(いまふじ) が感じた、図書館通いのメリット~子ども編~を5つご紹介します。
図書館には絵本や紙芝居、知育本やさまざまなジャンルの図鑑が揃っています。
豊かな語彙力を身につけ、好奇心を育みます。
と言っても4歳の我が子の場合、おしゃべりは上手な方ではありますが、文字には特に興味なし。
選ぶ本は、深海魚や忍者、妖怪など特定のジャンルの絵本ばかりです。
ただ、興味のあることへの学びは深まっているようで、本から得られる新しい発見や気づきに目をキラキラさせています。
図書館では、子どもが興味を持った本を自由に選べます。
親が選ぶだけではなく、子ども自身が選ぶことで、自然と興味の幅が広がり、探究心を育てます。
子どもが選んできた本に「ちょっとそれは......」と言いかけたことが何度もありますが、グッとこらえるのがポイントです。
図書館で子どもは、さまざまな選択肢の中から自分で本を選びます。
これは、判断力や自己決定力を高める練習になり、将来にも役立つでしょう。
はじめから上手に本を選べるわけではなく、経験を重ねることで上達していきます。
我が家の場合は、親が選んだ3冊の中から選ぶ→お気に入りのシリーズの中から選ぶというように段階を踏んで選ぶことに慣れさせました。
今では、お気に入りのシリーズやジャンルの本棚の場所を覚えて探しに行ったり、表紙の雰囲気や中身の字の多さで借りる本を選んだりしています。
ただし、図書館にある本の数は膨大です。
こんな本が読みたくて探している!と子どもが言って来たときには、そのジャンルの本棚に案内するようにしています。
「図書館は静かに過ごす場所」ということを子どもは学びます。
公共の場でのルールを早くから身につけることは、学校生活や他の社会的な場でも役立ちます。
・走らない
・大きな声でしゃべらない
・出した本はもとの場所にもどす
・図書館の本はみんなのもの。大切に扱う。
はじめは理解できなくても、回数を重ねると子どももわかってきます。
ただし、小さな子どもは忘れてしまうことも多いので、図書館に入る直前にルールを確認するとより安心です。
また、本を破ってしまいそうと敬遠しがちですが、破ってしまった経験や親がその責任を負う姿をみる経験も大切だと思います。
我が家でも1度だけ弁償となったことがありましたが、それ以後は、1度もありません。
破れそうなページを見つけると報告してきて「見るのを我慢して、次図書館に行ったときに直してもらう」というルールが自然とできあがりました。
小さなうちから本に触れ、親と一緒に読む楽しさを感じることで、読書への親しみが深まります。
我が家では「それぞれ好きな本を読む時間にしよう」と言うことがあります。
時間は15分程度ですが、ママの自分時間も確保できるので、心に余裕が生まれます。
案外、2歳前後の年齢の子どもでも集中して絵本や図鑑を眺めて過ごせるものです。
子どもだけでなくパパママにとっても、図書館は便利で価値のある場所です。
ここでは、パパママにとっての図書館通いのメリットを3つご紹介します。
天気に左右されず、いつでも無料で利用できる図書館は、休日や平日、雨の日のお出かけ先として重宝します。
子どもと一緒に1時間ほど図書館を散策し、気に入った本を借りて、家でじっくり読む。
自分で選んだ本は、子どもにとって特別です。
何度も読み返したり、読んでほしいとねだって来たりする姿も見られ、いつもとちがう雰囲気のお家時間も過ごせるでしょう。
図書館はパパやママにとっても、知識が広がる場所です。
育児書をはじめ、健康に関する本、趣味や仕事に関する本なども豊富に揃っており、気軽に学ぶ機会が得られます。
新刊の本が毎月数多く入ってくるので、情報の新しい本も手に取ることができます。
私は、雑誌はもちろん家計管理やお手軽料理、仕事にいかせそうなビジネス本もよく借りています。
育児中でもスキルアップが目指せるので、充実感もあります。
本を購入するとなると「出費が高額」「家の中で場所をとる」などの問題点が発生しますが、図書館で本を借りれば「無料」「省スペース」が叶います。
新しい知識や情報をタダで学べて、子どもの成長にも良い!家の中が本であふれることがない!非常に助かります。
図書館には、パパママにとって便利なサービスがたくさんあります。
サービスの存在を知って活用できれば、子どもだけでなく親も大満足の1日が過ごせるでしょう。
ここでは、知らないと損する「図書館を120%活用する知恵」 を3つご紹介します。
子どもと一緒に図書館に行くと、自分の本をじっくり探す時間を確保するのは難しい。
子どもが読みたいとねだる本が見つからない。
そんな時は、予約サービスを使います。
事前にお目当ての本を予約しておけば、カウンターに取りに行くだけで借りたい本が手元にそろうので、子連れには大変助かります。
予約方法には 「専用の紙に記入する方法」「ネット予約を利用する方法」 があります。
家で手軽にできるネット予約がおすすめです!慣れれば5分もかかりません。
予約した本が準備されるには数日かかるため、早めに予約しておくとよいでしょう。
人気の本は数十人待ちのこともあるので、予約のときにチェックしておくと安心です。
図書館に置いていない本も、リクエストすることで購入してもらえる可能性があります。
書店で見つけた興味のある本や、発売されたばかりの絵本など、遠慮なくリクエストしてみましょう。
筆者は、これまでに多くの本を図書館にリクエストしてきました。
1ヵ月ほど待つことが多いですが、どの本も手配していただき読むことができました!
図書館では、読み聞かせや書庫ツアー、読書会など、年齢を問わず様々なイベントが定期的に開催されています。
1歳未満の赤ちゃんや親子で参加できる企画もあるので、ぜひ地元の図書館のウェブサイトチェックしてみてください。
図書館で開催されるイベントは、無料の場合がほとんどで嬉しいです!
図書館は、子どもの学びや経験、パパママの生活を豊かにしてくれる場所です。
何歳からでも利用できるので、「今日何しようかな?」「どこに行こうかな?」と悩んだら、ぜひ図書館へ足を運んでみてください。
※私たちが納めている税金の元を少しでも取りたい!とも筆者は思うのです(笑)
(担当ライター : いまふじ しか)
広島の子育て「ママパパの笑顔がみんなを元気にする」『ママンペール』
https://mamanpere.jp/
発行日:2/5、4/20、7/5、9/5、11/5(年5回)
料金:無料(フリー)
発行エリア:広島市、安芸郡、廿日市市、大竹市、東広島市、呉市
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