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みみコミ💬「第九ひろしま」ゲスト 角野隼斗さん出演(前編)

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radiko:田口麻衣noみみコミ | RCCラジオ | 2024/09/15/日 23:30-23:45
内容:第九ひろしま 今年のスペシャルゲスト角野隼斗さん《前編》
出演者:ピアニスト 角野隼斗さん

広島の年末の風物詩「第九ひろしま」。40回目の今年は12月15日(日)、広島サンプラザホールで開催します。スペシャルゲストとして出演するピアニストの角野隼斗さんにお話を聴きました!

角野さん初めまして。よろしくお願いします
角野隼斗です。よろしくお願いします。

角野さんは演奏であちこち行かれていると思いますが、広島はどんな印象をお持ちですか?
広島は今年もう3回来てますし、去年も何回か来てると思うんですけど、毎回平和記念公園には行くんですよ。自分の中では強い体験ですね。資料館も2回ほど行きましたね。広島に来る時はどこかしら時間はあるので。

《プロフィール》
1995年生まれ、千葉県出身。2018年、東京大学大学院在学中に、日本最大級のピアノコンペティション「ピティナピアノコンペティション」で特級グランプリを受賞。また、ショパン国際ピアノコンクールセミファイナリストでもあります。「かてぃん」名義で活動するYouTubeチャンネルは登録者数が136万人、総再生回数は1億回を超えるなど、新時代のピアニストとして注目を集めています。

気になるのは東京大学で勉強されたっていうところです。
ああ、そういえばそうでしたね。
何を勉強されたんですか。
理系だったんですけど数学は子供の頃から好きで、理Ⅰ、数学や物理をやるところにいました。僕がいた研究室は音楽・音に関わる研究室だったんですよ。数学と音楽が交差するところがあったら自分のやりたいことが一番できるかなと思って。音を解析する音楽情報処理をやっていました。
だからもう「数学!」というよりは、すでに音楽が絡んでいたんですね。
絡んでいましたね。やってる事はほとんど数学なんですけどね。
大学院まで進まれて、ピアノでやっていこうって思われたのは何かきっかけがあったんですか?
きっかけは明らかにあって。2018年にピティナ・ピアノコンペティションで特級グランプリをいただいて、それが大きな転機でしたね。(ピアノの道に進むか)グランプリを取った瞬間はまだわからなかったです。卒業まで1年半くらいあったんですが、その後やっていくうちに、だんだん自分の生活に音楽が占める割合が多くなって。気づいたら音楽しかやってなかったんです。一応、修士論文はちゃんと書いて卒業はできたんですが、「音楽をやろうかなぁ」って。

元々最初にピアノを始めたのは、まだ小さい頃なんですよね
3歳ごろです。母がピアノの先生なんで自然に触るようになりました。楽しかったですね、ピアノを弾くのは。特にコンクールを受けていいところまで進むと、いいホールのピアノが弾けるわけです。そういうのが楽しかった記憶がありますね。
いいホール、いいピアノというのが小さいお子さんでもわかるものなんですね
それはわかりますよ!いいホールは響きが特別で、自分がいつも家で練習しているのとは違って、スタインウェイのフルコンサートグランドピアノがあって、やっぱり気持ちいいですね。それを弾けるのは。
小学校4年生ぐらいの頃かな、演奏している映像を見させていただいたんですけど、感情の入れ方など、大人みたい!と思って拝見してました
(笑)いや全然そんな小学4年生だなって見見返すと思うんすけど、でもやっぱり当時からピアノが一番自分を自然に表現できる媒体ではあったような気がします。それは、ときに言葉以上に。
自分というものを伝える術だった、ということですか。
ただ、そもそも自分のことを伝えたい!というモチベーションはそんなに無いタイプなので(笑)「自分を見て!」というのはそんなに無いんですけど。自分の感情を呼び起こされる感覚が、自分の場合は、他の何よりもやっぱり音楽・ピアノで表現する時、というのが自分にとって自然だった。ということですかね。

(RCCロビーで演奏・インタビューしたときの様子)

「そんなに見られるのはね」っておっしゃいましたが、この夏、1万3000人に見つめられたんですよね。29歳の誕生日だった今年の7月14日、日本武道館の単独公演で1万3000人にぐるっと囲まれたんですよね。
そうですね。円形で真ん中にステージがありました。
ピアノ単独公演としてはこの人数は史上最高だそうですけれども、いかがでしたか。
もうとんでもない景色でしたね。でも何か不思議なことに、そんなに遠い感じもしないんですよ。やはり真ん中にいたからなのかもしれないですが。人数としては、ものすごいんだけどお客さんと繋がってる感じもあって。特に誕生日という、スペシャルなシチュエーションでもあったので、忘れられない瞬間になりましたね。
いま角野さんはニューヨークと日本を拠点に活動されていますが、どんな生活なんですか?
コンサートがないときは、ニューヨークに帰るという形で、コンサートがあればその場所に行って。日本もそうだし、アジアに行くときもあるしヨーロッパに行くときもあるし。ていうので結構最近拠点がどこかよくわかんない感じになっています。
それくらいもうお忙しくあちこち行かれて。健康管理、大変ですね。
そう…どすどうすればいいんですか?健康管理って。野菜を食べて、よく寝て。あとは何をしたら、いいですか?
(笑)私は水分をよく摂りますかね。
なるほど、はい今摂りますね。(ゴクリ)
今飲んでいただきました。(笑)

ピアニストだからっていうのもあるかもしれないんですが、どうしても目が手元に行ってしまいます。とても綺麗にされてますね。何か気を遣っているんですか?
別にたまにハンドクリームを塗る程度で、そんなに特別なことはやってないんですけど。ちょっとラジオでは伝わらないんですけど、右手の薬指が関節のところからちょっと小指に寄ってるんです。
演奏の影響ですか。
全然関係なくて、小学5年生ぐらいの頃に、転んで小指を骨折したんです。そのときに、薬指と一緒に固定して包帯で1ヶ月ぐらい固定して。小学5年生って多分ちょうど成長する時期なんでしょうね。1ヶ月固定したから薬指は小指の方に曲がってしまって。
弾きにくくないんですか。
弾きにくくはないですよ。
みなさんこれ知ってました?
あんまり言ったことは確かにないかも。言う必要も特にないので。
もし角野さんの手元を映した映像なんかがあると、右手を見て、「痛かったんだよね」って見ていただければと思います
角野さん、今後何か挑戦したいことってありますか。
今よりもっといろんな場所で活躍できるように、今やってることを一つ一つ丁寧にやっていくという感じですね。やりたいことはいろいろありますので、一つ一つ実現できたらと思います。

【後編は10月6日(日)の17時から放送します】

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