21日から始まる秋の全国交通安全運動を前に、16日、広島県福山市で出動式が行われました。

福山市の芦田川河川敷で行われた出動式には、則包卓嗣 県警本部長など、関係団体からおよそ300人が参加しました。

広島県内ではきのうまでに交通事故で52人が亡くなっています。そのうち12人は福山市で、福山市での死者数は去年より7人増えています。

秋の全国交通安全運動では、努力義務となっている自転車乗車時のヘルメット着用のほか、日没が早くなるため、反射材の着用などを重点的に呼びかけます。また、県内では飲酒運転での死亡事故が去年と比べ増えているため、飲酒運転根絶への取り組みも強化します。

福山東警察署　交通官　原高信 警視
「日照時間がだんだん短くなっております。早めのライト点灯、また、ハイビームの活用をお願いしたいと思っております」

秋の全国交通安全運動は今月21日から30日まで行われます。