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【天気メモ】イチョウと防災!?

街中の紅葉も少しづつ進んできましたね。イチョウの黄葉もだいぶ色づいてきました。イチョウの名前の由来となっているのは、実はアヒルなのです。中国ではイチョウのことをヤーチャオやイーチャオと言い、中国語でアヒルの脚と言う意味になります。その言葉が日本に伝わった際にイチョウとなったといわれています。(画像の筒賀の大イチョウは去年11月に撮影)

そのイチョウの葉も次第に地面に落ちてカーペットのように変化を見せてくれます。その光景も美しいのですが、雨の日などはスリップに注意してください。イチョウは他の植物に比べて油分が多く含まれています。「クチクラ層」という油分を含む層があり、乾燥や汚れから植物を守っています。この油分によって地面が滑りやすくなることがあるので転倒にはご注意ください。

ちなみに、イチョウには防火効果もあると言われています。火災の時に多量の霧や水を降らせ、建物を守ったことから「霧吹きイチョウ」という別名もあり、関東大震災の際にも木の防火効果が確認されています。イチョウは私たちの目を楽しませるだけでなく、安全のためにも役に立っているのです。

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