今日１３日から当アプリ「IRAW」で「それ聴けVeryカープ」の同時配信が開始されるのを前に、RCC幹部が、ボールボーイ佐竹氏を激励に訪れた。個別出演者への幹部訪問は極めて異例である。
　この日の配信にあたり、新品のカープスタジャンで登場したボールボーイ佐竹氏が先制パンチを繰り出す。　
　「これはこの番組のためです。満点○○でなく、ここに着てきました。それだけ、この番組にかけています」
　それに対し、RCC執行役員ラジオ局長・畑和行氏は、その心意気に敬意を表しつつ、今回の配信の狙いを語った。
　「理由は複合的だが、ラジオはネットと親和性が高いと思う。スマホから聞いてくれる人も増えている。車で、自宅でラジオを聴いて下さる人もいますが、動画配信がラジオに接する機会になれば嬉しい」
　ここからは、畑ラジオ局長のペースで、佐竹氏は有頂天になる。
　「この番組は、大人気の佐竹さんが出ておられて、可能性がある。私も選手名鑑のコーナーを聴いているが、マニアックな情報もありとても勉強になっている」
　こうなると、ノリの良い佐竹氏は、不用意にも、RCCラジオに無条件の献身を誓ってしまう。
　「ありがとうございます。頑張ります。なんでもやります。配信で見てもらう人が得になるような「袋とじ」も企画します」
　ヒートアップする佐竹氏の重すぎる忠誠心に、幹部は、やんわりとエールを送った。
　「佐竹さんは、広島とカープに密着した、文字通りのヵープ芸人です。他の放送局も含め、どんどん飛躍して頂きたい」
　異例の幹部訪問は佐竹氏の「人の良さが」際立つ形となった。