radiko:田口麻衣noみみコミ | RCCラジオ | 2023/01/15/日 17:00-17:15
出演者:RCC神楽実行委員会 砂田充教(すなだ・みつのり)さん
当日までちょっと気は抜けない状況が続くとは思いますけれども、様々な対策を講じて、練習・出演していただく神楽団の皆様に感謝の気持ちをずっと持ち続けております。
やはり神楽は秋の実りに感謝する儀式ですので、地域の方々で受け継がれてきた伝統の舞いを見ていただきたいです。
この大会は1999年に始まりましたが、当時から3部構成で構成しています。
第一部「原点を見つめる」
主に神様をお迎えする意味を持つ演目で構成
北広島町の筏津神楽団「天の岩戸」
最近の神楽は派手なイメージのものが多いですけれども、派手さのない神聖な神楽ですよね。天照大神をお迎えするという演目です。
第二部「伝統を受け継ぐ」
主に戦前から舞い継がれている旧舞で構成
安芸太田町の松原神楽団「鍾馗」
安芸高田市の羽佐竹神楽団「八岐大蛇」
「鍾馗」は疫病の神様である大疫神が出てくるのですが、まさに「コロナをやっつける!」という疫病退散の意味がある演目です。
第三部「新たなる神楽への挑戦」
主に戦後創作された新舞で構成
北広島町の大塚神楽団「戻り橋」
広島市の宮乃木神楽団「羅城門」
北広島町の琴庄神楽団「大江山」
安芸高田市の原田神楽団「土蜘蛛」
北広島町の東山神楽団「滝夜叉姫」
安芸高田市の横田神楽団「紅葉狩」
「土蜘蛛」は蜘蛛の糸がピシャーと出てくる演目ですね。
「戻り橋」「羅城門」「大江山」は三部作として神楽の中では知られていまして、話が続きになっています。「戻り橋」は酒呑童子の子分である茨木童子の左の腕が切り取られます。「羅城門」では、その左の腕を取り返しに酒呑童子がやってきます。そして「大江山」で最終決戦という流れになります。連続で見ていただける機会はなかなかないので、ぜひ見ていただければと思います。
いつもは10団体でプログラムを構成するのですが、行政指導により、ロビー等でお食事を摂ることができませんので、お昼休憩を設けるため、9団体の出演となります。昼食はご不便をおかけして大変申し訳ないのですが、およそ1時間の休憩時間中に近隣の飲食店を利用頂くようお願いいたします。
神楽は見ている方を元気にする不思議な力を持っていると思います。熱演をご覧いただいて、明日への活力を持って帰っていただければと思います。
そして、神楽ファンの方にお願いがあります!一人でもこの魅力を伝える、広げるため、ご家族ご友人など神楽に馴染みのない方を誘っていただき、神楽ファンの裾野を広げていきましょう。
●日時
2月19日(日)開場:午前8時45分/開演:午前9時30分
●場所
広島文化学園HBGホール
●入場料
SS席完売御礼/S席5,500円/A席4,500円/B席2,000円
※当日券は1000円増です。
※3歳未満は膝上鑑賞可能となっています。
●プレイガイド
*チケットぴあ
*RCC文化センター(電話:082-222-0044(受付時間=平日10時~夕方5時まで)
●お問い合わせ
RCC神楽実行委員会 082-222-0044
IRAW掲載にあたり、放送から編集している部分があります。
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