踏切がない場所を人々が日常的に線路を横断している、いわゆる「勝手踏切」についてです。8月、死亡事故のあった広島市にあるJR山陽線で、地元の人たちなどが再発防止を考える検討会が行われました。
列車事故を受けて検討会が行われたのは、広島市安芸区のJR中野東駅からおよそ500メートルほど離れたところににある線路周辺です。
この場所は踏切がないにもかかわらず住民が線路を横断する、いわゆる「勝手踏切」です。
8月、この勝手踏切を渡ろうとしていた80代男性が列車と接触。全身を強く打ち、その後現場で死亡が確認されました。
通常の踏切を使って移動すると3分半・・・

勝手踏切の反対側まではおよそ200メートルほど。現在は地元の自治会などが注意を呼びかけたことから、勝手踏切を渡る人は少なくなってきているといいますが、それでも線路を横断する人は後を絶たないといいます。
付近に設置されている踏切を使い反対側まで歩いたところ、3分半ほどかかりました。
そうした現状を踏まえ行われた検討会。海田警察署員のほか、JR西日本職員や区の職員、地元の自治会メンバーなどが参加しました。
警報器聞こえづらく線路もカーブ

この場所は踏切警報器の音が聞こえづらいほか、線路がカーブになっていて見通しはよくありません。参加者らはそういった危険性を確認し、対策について意見が交わされました。
参加者「ここを閉鎖して踏切を通ってもらう方が安全なのかなと」
参加者「今でも極力通らないようにと呼びかけている」
海田警察署員「昔の工作物(木の板)の撤去は可能なんですか?」
区職員「そうですね、許可を取っていただいて」
「通常の踏切のある場所を通って」

国土交通省によりますと、県内にはこうした、いわゆる勝手踏切が2024年12月末時点で544か所あり、その数は中国地方で最多です。
地元の住民は今回のような悲惨な事故が起きないよう対策していきたいとしています。
参加者
「もう危険ですから、『通行止め』という形にしてもみんな納得すると思う」
広島海田警察署 福田剛交通課長
「踏切の施設がない場所なので、大変危険な場所です。通常の踏切のある場所を通っていただきたいと思います」
今後は関係機関などからの意見を聞き、対策について検討していくということです。











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