ラグビー強豪チームで実績 スペシャリストを招聘

昨シーズン、故障者の続出に苦しんだ広島ドラゴンフライズ。そのチーム改革の要として7月1日にチームへ合流したのが山口大輔さんです。

ラグビーの強豪・コベルコ神戸スティーラーズなどで実績を重ねてきた山口さん。トレーニングやリハビリ、けが予防の専門家です。「ディレクターオブパフォーマンス&スポーツサイエンス」として招聘されました。

合流初日、トレーナー陣を集めたミーティングで山口ディレクターはこう語りました。

体系的な説明、そして構造化

「どういうリハビリをしているのか聞かれた際、体系的に説明できなければいけません。ストレングスもコンディショニングの管理も含めて、しっかり構造化して進めていきたいと考えています」

リハビリ中の選手が多かったチームで一人一人の回復具合に合わせて完全復帰までのプログラムを組んでいきました。

これまで長年チームを支えてきた森田憲吾ヘッドトレーナーも「長期離脱が減ってくれたら最高」と期待を寄せます。

最新マシン「ワットバイク」4台を導入!心肺機能を限界まで追い込む

科学的アプローチの一環として、チームは最新のサイクリングマシン「ワットバイク」を4台導入しました。

このマシンは、関節への負担を抑えながら心肺機能を限界まで追い込めるのが大きな特徴です。さらに、ペダリングのパワーや左右の筋力バランスをリアルタイムで数値化できます。

7月中旬のチーム始動日には、リハビリ中の寺嶋良がこのワットバイクに黙々と取り組む姿が見られました。

山口大輔さん
「データを取りながら本当に試合に耐えられるのか、客観的な数値を軸に進めていくというのがリハビリもトレーニングも基本的な考え方です」

可視化したデータもとに徹底した管理がスタート

8月下旬、外国籍選手も合流し、練習前のミーティングでは体脂肪や筋力などの可視化されたデータをもとに徹底した管理が行われていました。

リハビリを続けていた寺嶋選手も全体練習へ完全合流を果たしていました。

岡崎修司GM
「ハード面とソフト面の両方を整えてBプレミアでトップの環境を作っていきたい」と意気込みます。

経験と感覚だけに頼る時代から、数値と根拠に基づく「構造化」の時代へ。科学の力を味方につけた新生ドラゴンフライズが、新シーズンへと挑みます。

※Bプレミア 
広島ドラゴンフライズの開幕戦は9月25日(金)vs.佐賀バルーナーズ
会場はSAGAアリーナ 午後6時45分~
27日(日)vs.佐賀バルーナーズ 午後2時5分~
ホーム開幕は10月2日(金)午後7時半~広島グリーンアリーナ
10月4日(日)午後3時~広島グリーンアリーナ
対戦相手は神戸ストークス