かつて瀬戸内海を巡回して本を届けた移動図書館船。この船が縁で生まれた子どもたちの交流を取材しました。
こども図書館船の「ほんのもり号」が、尾道市瀬戸田町の港にやってきました。船には香川県の伊吹小中学校の児童・生徒6人が乗っています。
この船は建築家・安藤忠雄さんから図書館船として香川県が譲り受けたものです。去年4月から運航していて香川県内の図書館がない離島を巡り、子どもたちに本を届けています。

かつて広島にも“図書館船”が…

かつて広島県にも図書館船が航行していました。役目を終えたその船が瀬戸田町にあることから、伊吹小中学校の6人は図書館船が縁となって、瀬戸田小学校3年生40人と交流することになったのです。
名刺交換をする生徒たち
「好きな食べ物はオムライスです」
「好きなスポーツはサッカーです」
交流会は自らデザインして作った名刺の交換から始まりました。
伊吹小中学校からは合唱。瀬戸田小学校からは踊りの披露があり、お互いに文化や生活を伝え合いました。交流会の催しハンカチ落としゲームでお互いの距離が急速に縮まったようでした。給食の時間には笑顔で談笑する場面も見られました。
「めっちゃ本残ってる」当時・全国唯一の図書館船も見学

みんなで訪れたのが移動図書館「文化船ひまわり」です。
この船は当時・全国唯一の図書館船として県内の離島を巡回。1981年までのおよそ20年間、子どもたちに本を届けてきました。現在は引退し、瀬戸田町の施設で野外展示されています。今回は内部も見学できました。
生徒
「めっちゃ本残ってる」
「今も昔も本とか娯楽というのは大事だと思った」
子どもたちは今回の交流で心が温まったようでした。
図書館船が結んだ2つの地域の子どもたち

伊吹小中学校 生徒
「いっぱい話しかけてくれたし笑顔で接してくれたのでかわいいと思ったし仲良くなれて良かった」
瀬戸田小学校 生徒
「もっと遊んで仲良くなって友だちになりたい」
交わることの無かった2つの地域の子どもたちを、時代が違う2隻の図書館船が結びました。
「バイバイまた会おうね」







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