進化するマチ広島。今回は、広島市中区基町に建設中の31階建ての高層ビル「カミハチクロス」についてお伝えします。今回私たちは、初めて31階の上の屋上にカメラを入れることができました。

広島でこれまで事業用ビルの高さの最高は、リーガロイヤル広島が入るビルでした。

しかし、建設中のカミハチクロスが、今後は最も高いビルになります。

地上31階建ての屋上から

カミハチクロスは地上31階建て、商工会議所が移転してきますし、21階より上は、ラグジュアリーホテルが入ります。

そして私たちがいる場所は、さらにその上の屋上。リーガロイヤルホテル広島を見下ろすことができます。カミハチクロスの方が10メートル高く、160メートルということです。

アンダーズ広島最上階の31階からの眺望は?

続いて訪れたのは、一般の皆さんが入れる最上階31階です。ハイアット系のラグジュアリーホテル、アンダーズ広島が入ります。

レストランなどが入ることになっていて、内装工事が間もなく始まるということで、ギリギリのイマのタイミングであればということで、中に入れていただきました。

ここには、31階の外の空気を吸うことができる、ウッドデッキフロアがあります。ガラス張りになっていて、東は広島駅や八丁堀交差点、南は本通りなどの街並み、そして瀬戸内海も一望でき、宮島も確認できます。

さて、紙屋町八丁堀地区にはホテル関連の再開発が相次いでいます。この周辺の再開発の今を主なものを中心にまとめました。

建設ラッシュ続く広島にはどんなホテルが?

紙屋町・八丁堀地区の再開発で中心となっているのは、ホテルの建設ラッシュです。それは、路面電車が通る、相生通りだけでなく、その周辺にまで広がっています。

中央通りに面するコインパーキング…。この場所はアパホテルがホテルの開発計画を発表しています。

広島駅を中心に3000室の開発を目指すアパグループの元谷一志社長兼CEOは兼ねてから「駅周辺だけでなく、紙屋町八丁堀地区でも検討したい」と周辺の視察なども行なっていました。2028年秋の開業を目指して15階建て218室の「広島八丁堀駅南」を計画しています。

そこから100m南には…

そこからおよそ100メートルほど南には、世界的ホテルチェーンでアメリカの「マリオットインターナショナル」が、中国地方初のブランド「コートヤード・バイ・マリオット広島」を建設中です。

17階建てで、客室183室。オープンキッチン付きのダイニングレストランや、フィットネスセンターを計画していて来年3月の開業を目指しています。

平和大通りには…

平和大通りに面する東平塚町には、リーガロイヤルホテルを運営する「ロイヤルホテル」が、宿泊主体型のホテル「リーガグラン広島」を建設中です。

24~30平方メートルのツインルーム168室や大浴場を計画していて、国内外のビジネス・観光客をターゲットにしています。

カミハチクロスのお膝元「相生通り」近辺は?

カミハチクロスが建設されている相生通りでは、大きな再開発計画が少しずつ動き始めています。

小林康秀キャスター
「再開発が検討されている胡町のこちらの一角、天満屋八丁堀ビルに入居するヤマダデンキは閉店セールを行っていて移転することが決まっています」

ヤマダデンキは11月初旬のオープンを目指し、パセーラに移転する予定です。そして、この一帯では大規模な再開発が検討されています。

もみじ銀行本店の隣には、丸紅都市開発が、286室のホテルを計画しています。

地上20階建てで宿泊者が利用するレストランも検討されていて、2028年末の竣工を目指しています。

アパートメント型ホテルも

広島YMCAに近い場所にも京都を拠点とするTATが、全46室で、1室あたり30~60平米と3~4人の客がゆったりと過ごせるアパートメント型のホテル「PIECESHIROSHIMA」を建設中です。

短い滞在時間の観光客が多い広島で、複数泊してもらう事を目指し、様々な提案をしていきたいとしています。

資材調達の影響もあり、来年の8月から9月ごろのオープンを目指しているということです。

カミハチクロスには…

カミハチクロス、そして今回中継しているカミハチクロスには、21階から31階にハイアット系のラグジュアリーホテル「アンダーズ広島」が入ります。

235の客室で最上階にはバーやレストランを備えます。カミハチクロス、建物の完成は来年4月を予定しているということです。

広島市の客室数は調査開始以来初めて仙台を抜く

まだまだほかにもホテル計画はあります。広島市のホテル旅館の客室数は、右肩上がりで伸びていて、最新の数字ですと、1万8598室と、同じ規模の街、仙台を調査依頼初めて抜きました。数年後には2万室を超える計算です。

観光でのまちづくりを研究する安田女子大学の吉原俊朗准教授によると「都心部での宿泊施設が増え瀬戸内海や里山などへの周遊も促されると考えられ、広島の宿泊数は、まだ伸びしろがある」としています。

さてこちらの建物「カミハチクロス」を建設している竹中工務店よると進捗率は「現在6割程度では内装工事を行っている」とのこと。来年4月の建物の完成が楽しみです。