建設中の島根原子力発電所3号機ついて、運転を始めるために必要な国の原子力規制委員会の安全審査が10日、ほぼ終了しました。

中国電力が建設中の島根原発3号機は、2018年から運転開始に必要な新しい規制基準の審査が国の原子力規制委員会により続けられていました。

審査会合では3号機における重大事故対策などについて中国電力が説明を行っていて、10日の会合で、確認はほぼ終了したと報告されました。

原子力規制庁・天野直樹安全管理調査官(10日の会合で)
「本日審査会合において、コメント回答を要するような追加の指摘事項はありませんでした」

会合を受け中国電力が4回目の「補正書」を提出 

中国電力は翌10日、これまでの議論を反映し、地震や津波に関する新たな知見などを書き加えた4回目の補正書を原子力規制委員会に提出しました。今後補正書に問題がなければ、「審査書案」の取りまとめを行う見通しで、了承されれば事実上の合格となります。

中国電力は地元への説明をすすめた上で、2030年度までの運転開始を目指しています。島根原発3号機は、2011年の福島第一原発の事故後初めて国内で新たに運転を始める原発となる可能性が出てきました。