オタフクソースは8日から、エスビー食品などと連携し、自動運転トラックと貨物列車を組み合わせて商品を運ぶ実証実験を広島-関東間で行っています。

実証実験は、ドライバー不足など物流課題の解決に向けて行われるものです。

自動運転の技術開発を行う「T2」や、食品輸送の「エバラ物流」とも連携。自動運転トラックと貨物列車を組み合わせ、往路と復路でそれぞれ別の商品を運びます。

自動運転トラックと貨物列車 なぜ棲み分け?

高速道路での自動運転が許可されている関東から関西の区間では、運転手が監視する「レベル2」の自動運転トラックが走行。

一方、関西から広島の区間では、自動運転の認可が下りていないため、トラックではなく貨物列車を活用します。

下りは“エスビー” 上りは“オタフク” コンテナを有効活用

関東からの下りでは、エスビー食品の商品を自動運転トラックで関西まで輸送。関西から広島へは貨物列車で空のコンテナを運びます。

一方、広島からの上りでは、まずは有人のトレーラーでオタフクソースのお好みソースを本社工場から広島貨物ターミナル駅へ輸送。貨物列車で関西まで運び、コンテナを自動運転トラックに移して関東まで運びます。

「今やらなければ未来に繋がらない」 運転手不要のレベル4を見据えて

広島市西区のオタフクソース本社工場では9日、「自動運転実施中」と書かれたコンテナにお好みソースが次々と積まれていました。

オタフクソース 小田孝広執行役員
「コスト的には高い形になっているが、今やっておかないと未来に繋がらないので、これからもチャレンジしていきたい」

オタフクソースなど各社は今後、運転手の不要な自動運転「レベル4」を見据えた実証実験などを継続していく方針です。