広島県呉市で5月、船の解体現場で起きた大規模な火災について、業者が違法に廃船や廃材を放置していたことが分かりました。

この火事は5月、呉市音戸町にある船の解体現場で廃船と廃材が焼け、さらに係留していた船にも延焼したものです。

火は5日後に消し止められましたが、この火事の影響で大量の煙が住宅地に迫るなどしたため、呉市は周辺の地域に一時、避難指示を出すなどしました。

消防は、解体現場に廃材が山積みとなっていたことが消火活動が長引いた原因の一つだとしています。

焼けた廃船や廃材は許可無く違法に放置されていた

呉市によりますと、解体現場を所有する中本船舶工業は、許可を得ず違法な状態で廃船と廃材を放置していたということです。

呉市は9日、中本船舶工業に対して、現場に残る燃えた廃船などの速やかな撤去を命じる行政処分を行いました。

中本船舶工業は違法状態を認め、異議の申し立ては行わなかったということです。

履行期限は12月8日までです。