秋雨前線や台風の影響で、広島県内では3日から断続的に雨が降っています。農家たちにとって、恵みの雨となったのでしょうか。

末川徹 気象予報士
「午後2時です。本降りの雨が降っています。広島市西区の南観音では、住宅地に畑が広がっています」

広島市西区の竹内和也さん(33)は、広さ24アールある畑で、明治時代から続く伝統野菜「観音ネギ」を育てています。

農家 竹内和也さん
「ネギの白く甘い部分。腐ってしまって、ネギを収穫しても商品にならない」

枯れたネギ「恵みの雨」も手遅れに

先月はじめに竹内さんが撮影した畑です。ネギが枯れて、茶色く変色しています。梅雨明け以降、連日の猛暑に加え、まとまった雨も降らなかったため、出荷を諦めて全て処分しました。

待ち望んでいた今回の雨も、手遅れになったネギにとって「恵みの雨」とはなりませんでした。

農家 竹内和也さん
「このくらい降ったら恵みの雨。ネギが全滅するために、もう少し早く降ってもらいたかった」

今後の対策について「全部ハウスにするわけにもいかない。何かしなければいけないが、いまは何も思いつかない」と試行錯誤を続けます。