プロバスケットボールBリーグ・広島ドラゴンフライズの渡部琉選手と専属パフォーマンスチーム「D*Flare」のメンバーが8月21日、広島大学病院の小児病棟を訪問しました。病気と闘う子どもたちやその家族とバスケットボールなどを通じて交流し、温かい笑顔と勇気を届けるひとときとなりました。
小児病棟に届いたプロ選手のパワー
8月21日の午後、広島大学病院の小児病棟にあるプレイルームは、子どもたちの歓声と弾ける笑顔に包まれました。
訪問したのは、Bリーグ・広島ドラゴンフライズの渡部琉(わたなべ・りゅう)選手と、専属パフォーマンスチーム「D*Flare」のメンバーであるREN(レン)さんとNANAKA(ナナカ)さんです。
子どもたちが声いっぱいに選手やメンバーの名前を呼んで出迎えると、会場の雰囲気は一気に華やぎました。
「どうやったら大きくなれますか?」子どもからの質問にほっこり
交流会では、子どもたちからの素直な質問に渡部選手が優しく答える場面もありました。
小さなお手手を握りしめた子どもからの「どうやったら大きくなれますか?」という問いかけに対し、渡部選手は笑顔で語りかけました。
「たくさん寝ることかな。みんな、いっぱい寝てくださいね」
会場は温かい笑いに包まれ、緊張していた子どもたちの表情も一気に和らぎました。
バスケ体験とサイン入りゴールのプレゼント
イベントでは、子どもたちが選手たちと一緒に記念撮影を楽しんだり、車椅子や床に座ったままボールをパスし合って遊んだりしました。
さらにチームからは、サイン入りのバスケットゴールが病院へプレゼントされました。
今回の取り組みは、重い病気と闘う子どもたちにバスケットボールを通じて勇気や希望を届けるBリーグの社会貢献プロジェクト「B.Hope X YELL(ビーホープ クロスエール)」の一環として、日本財団と協力して実施されたものです。
「私たちが元気をもらった」
日々の厳しい治療や長期入院生活と向き合う子どもたちや保護者にとって、この訪問は大きな心の支えとなったようです。
参加した男の子は「めっちゃよかった!」と嬉しそうに感想を口にしました。
広島大学病院小児科の下村麻衣子医師は、今回の訪問の意義について次のように話します。
「患者さんもそうですし、親御さんも長期の入院でしんどい毎日を過ごされています。その中で気分転換にもなり、楽しく過ごせて本当によかったと思います」
また、D*FlareのRENさんは「私たちが元気をいただいてしまいました」と振り返り、渡部選手も子どもたちとの触れ合いに感慨深い様子を見せました。
「いろいろな子どもたちと触れ合ってバスケを知ってもらうこともそうですし、そうでなくても何か少しでも元気を届けられたら嬉しいです」
コート上での力強いプレーだけでなく、地域や子どもたちにより沿う温かい活動が、多くの人々の心に希望を灯しています。









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