「平和学習」を目的とした修学旅行で広島を訪れる学校をさらに増やそうと、関東地方の教員を対象にした研修会が開かれました。

広島駅から被爆電車に乗り込んだのは、東京や埼玉など関東地方から訪れた中学校の教員たちです。

西日本では定着している広島への修学旅行ですが、関東エリアからの誘致を強化しようと広島平和文化センターが実施しました。

2回目となる今回は30の中学校から去年の3倍となる61人が参加しました。

子どもが「主体的」に学ぶためには

被爆電車で移動したあとは、子どもたちが「主体的」に平和を学ぶ方法について議論しました。

教員からは
▽広島の同世代の子どもたちに案内してもらう
▽事前に自分たちの街の「戦争の歴史」を学ぶ
ことが大切といった意見が出ていました。

東京の中学副校長
「中学生は平和教育。平和について考えさせて義務教育を卒業させたいという思いがあって。その構想を練るために来させていただきました」

ヒロシマ・ピース・ボランティア
「『安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから』は、世界中の全ての人々に戦争という過ちを二度と繰り返させないと誓う言葉」

2日目は原爆資料館へ

2日目の19日はピース・ボランティアの案内で慰霊碑を巡ったあと、原爆資料館へ。教員たちは子どもたちが展示物をみてどう感じるのか考えながら真剣に見学していました。

東京の中学教員
「平和はどういうことなのか1人1人に考えてもらいたいと思う。自分事としてどういうことなんだろうとか」
東京の中学教員
「各校で平和学習に興味はあるけれど具体的に何をやったらいいか分からないという悩みが共有できたりとか、既に実践された学校の話が聞けて非常に参考になりました」

広島平和文化センターでは12月に初めて川崎市でも研修会を開き、教員たちに広島への修学旅行を呼びかけることにしています。