台風13号が日本の南を西に進んでいますが、次の熱帯低気圧が発生しました。熱帯低気圧は、12時間以内に台風へ発達する見込みです。発生すれば14号となります。4日午後3時現在、南シナ海をゆっくりと西へ進んでいます。

また、台風13号は、4日午後5時現在、父島の南南西約200kmを時速20kmの速さで西へ進んでいます。
予想の一つとして、気象庁のスーパーコンピュータによる今後の雨・風のシミュレーション画像を見ると、8月7日頃には沖縄に直撃、その後、東シナ海へ進み、進路を北に変えるルートとなっています。前日までのシミュレーションとくらべると、東シナ海の九州に近いところを北上するコースに変わってきています。
また、欧州中期予報センター(ECMWF)の予想では、沖縄を直撃した後にそのまま西へ移動し、大陸へ進む見込みです。アメリカ海洋大気庁(NOAA)のGFSモデルの予想では、沖縄を直撃後、進路を北に変えて大陸に近い東シナ海を進むルートとなっています。各国のモデルをくらべると、7日頃に沖縄へ接近するルートは揃ってきましたが、その後はまだブレ幅があります。
まだ不確実性はありますが、現段階の予想では、28日に熊本県で最大震度7を観測した地震の被災地周辺に、影響するおそれがあります。今後の動向にご注意ください。
台風は地震と違い、事前にニュースや天気予報で知ることができます。被害を最小限に食い止めるためにも、早め早めの行動を心がけるようにしてください。
▶【画像で確認】台風13号 沖縄直撃か 熊本地震被災地への影響は 予想進路と8月15日までの雨・風シミュレーション
気象庁の発表する今後の進路は?
4日午後5時の実況
種別 台風
大きさ 大型
強さ 非常に強い
東経141度30分 (141.5度)
進行方向、速さ 西 20 km/h (12 kt)
中心気圧 945 hPa
中心付近の最大風速 45 m/s (85 kt)
最大瞬間風速 60 m/s (120 kt)
25m/s以上の暴風域 全域 220 km (120 NM)
15m/s以上の強風域 全域 560 km (300 NM)
4日午後6時の推定
種別 台風
大きさ 大型
強さ 非常に強い
存在地域 父島の南南西約210km
進行方向、速さ 西 20 km/h (12 kt)
中心気圧 945 hPa
中心付近の最大風速 45 m/s (85 kt)
最大瞬間風速 60 m/s (120 kt)
25m/s以上の暴風域 全域 220 km (120 NM)
15m/s以上の強風域 全域 560 km (300 NM)
5日午前3時の予報
種別 台風
強さ 非常に強い
存在地域 日本の南
進行方向、速さ 西 20 km/h (11 kt)
中心気圧 945 hPa
中心付近の最大風速 45 m/s (85 kt)
最大瞬間風速 60 m/s (120 kt)
予報円の半径 45 km (25 NM)
暴風警戒域 全域 270 km (145 NM)
5日午後3時の予報
種別 台風
強さ 非常に強い
存在地域 日本の南
進行方向、速さ 西 20 km/h (11 kt)
中心気圧 945 hPa
中心付近の最大風速 45 m/s (85 kt)
最大瞬間風速 60 m/s (120 kt)
予報円の半径 65 km (35 NM)
暴風警戒域 全域 290 km (155 NM)
6日以降の進路は
6日午後3時の予報
種別 台風
強さ 強い
存在地域 南大東島の東約140km
進行方向、速さ 西 20 km/h (10 kt)
中心気圧 950 hPa
中心付近の最大風速 40 m/s (80 kt)
最大瞬間風速 60 m/s (115 kt)
予報円の半径 100 km (55 NM)
暴風警戒域 全域 320 km (175 NM)
7日午後3時の予報
種別 台風
強さ 強い
存在地域 沖縄本島近海
進行方向、速さ 西 15 km/h (8 kt)
中心気圧 950 hPa
中心付近の最大風速 40 m/s (80 kt)
最大瞬間風速 60 m/s (115 kt)
予報円の半径 150 km (80 NM)
暴風警戒域 全域 370 km (200 NM)
8日午後3時の予報
種別 台風
強さ 強い
存在地域 沖縄本島近海
進行方向、速さ 西北西 ゆっくり
中心気圧 950 hPa
中心付近の最大風速 40 m/s (80 kt)
最大瞬間風速 60 m/s (115 kt)
予報円の半径 185 km (100 NM)
暴風警戒域 全域 410 km (220 NM)
9日午後3時の予報
種別 台風
強さ 強い
存在地域 東シナ海
進行方向、速さ 北北西 ゆっくり
中心気圧 950 hPa
中心付近の最大風速 40 m/s (75 kt)
最大瞬間風速 55 m/s (105 kt)
予報円の半径 280 km (150 NM)
暴風警戒域 全域 500 km (270 NM)
▶【画像で確認】台風13号 沖縄直撃か 熊本地震被災地への影響は 予想進路と8月15日までの雨・風シミュレーション
台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は?
「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。
4日時点で、ことし発生した台風の数は「13個」で平年よりも多くなっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。
〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。
台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。






















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