広島県福山市にある佃煮製造会社が、広島地方裁判所福山支部から破産手続きの開始決定を受けました。負債総額は、およそ2億3700万円に上ります

帝国データバンク広島支店によりますと、破産手続きの開始決定を受けたのは、福山市の佃煮製造会社「檀上食品工業」です。この会社は1977年に設立され、「お徳用ちりめん山椒」などの各種佃煮を製造していました。

調理加工から真空包装、パック詰めまで、すべて自社で対応し、全国の卸売業者などに販売していて、2000年には、約5億4800万円の売り上げがありました。

売上低迷とコスト高騰…5月に起きた「工場火災」が致命傷に

イメージ

しかし、食生活の変化や他社との競争によって売り上げが減少し、去年の売り上げはおよそ1億6000万円にまで落ち込んでいました。

原材料や光熱費の高騰が負担となる中、今年5月には工場で火災が発生。冷蔵庫などの設備を更新することが難しくなり、後継者問題もあったことから、6月から事業を停止していました。

負債総額は、約2億3700万円に上るということです。