広島県内では14日も各地で猛暑日を記録しました。この猛烈な暑さで注意したいのが、車の中の温度。車内が高温になったときに、効率よく温度を下げるにはどうしたらいいのか調べてみました。

近藤志保 気象予報士
「正午の広島市中区、空気がサウナのようです。炎天下、手元の温度計は39℃を超えています」

14日の県内も強い日差しが照りつけ、各地で厳しい暑さになりました。屋外よりもさらに高温になるのが車の中です。車を停めて温度を測ってみると、みるみるうちに上がっていきます。

約15分後には50℃を超えて、使用した温度計で測れる上限に達してしまいました。

車内温度を下げるために試した「ドアパタパタ」 効果は?

まず試したのは、アナログな方法です。助手席の窓を開け、反対側にある運転席のドアを開閉。1分程度続けてみました。

近藤志保 気象予報士
「車内温度は、2℃程度は下がりましたが、あんまり下がらないですね」

車に入ってみると、直射日光の当たるダッシュボード部分がかなり熱くなっていました。

それでは、少しでも早く車内の温度を下げるにはどうすればいいのでしょうか。JAFの調査結果をもとに実践してみます。

車内温度を下げる効率的な方法は?

全ての窓を全開にし、エアコンを最低温度まで下げます。そして、外の空気を取り入れる「外気導入」のモードに設定。この状態で2分間走行します。

近藤志保 気象予報士
「エアコンの風と走っている外の風でだいぶ涼しくなりました」

2分はあっという間に経過。走った後の、車内の温度は…

気象予報士
「2分走って車内は快適になってきました。温度を見ると10℃程度下がっています」

中の空気が冷えたので、全ての窓を閉めて、エアコンの設定は中の空気を巡らせる「内気循環」に切り替えます。

気象予報士
「気温計の温度よりも体感としてはかなり涼しくなってきています。ただ、ダッシュボードの上はまだかなり熱いです」

車を走らせる前にエアコンで冷やすと何分かかる?

JAFの調査によると、車を走らせる前に、窓を閉め切ってエアコンを作動した場合、温度が20℃程度下げるためには10分かかってしまいます。

一方で、窓を開けてエアコンを付け、車を走らせると2分以内に温度が20℃以上下がります。

ドアをパタパタさせる方法は手軽にできるものの、10℃も下がりませんでした。

始まったばかりの本格的な暑さ。車内の温度も適切に下げて長い夏を乗り切りましょう。