シリア・アラブ共和国の政府自治体関係者が広島市を訪れ、原爆資料館を視察しました。

原爆資料館を訪れたのは、シリアの公共事業・住宅省副大臣アイマッド・アル・マスリ氏ら15人です。

シリアでは、長期化する内戦に加え、2023年に発生した地震によって国内のインフラが崩壊し、深刻な人道危機が続いています。

一行は、被爆の惨状をCGで再現したパノラマ展示などを見学。原爆資料館の石田館長の説明に真剣な表情で耳を傾けていました。原爆慰霊碑に献花したあと、アル・マスリ氏は「過酷な試練のあとにも希望があるということを認識しました」と話し、石田館長と握手を交わしました。

アル・マスリ氏
「展示を見て、この人たちは今どんなところにいて、どんなふうに過ごしているのだろうということを思いながらの訪問でした。日本人が行ってきた多大なる努力を見て、今の課題に生かしていきたいと思います」

一行はこのあと東京都へ移動し、都市計画について学ぶということです。