気象庁は、台風9号に加えて10号が発生したと発表しました。3日午後3時現在、9号は、「強い」勢力でトラック諸島近海を時速20kmの速さで西へ進んでいます。5日には「猛烈な」勢力に発達する予想です。10号は、南シナ海をゆっくりと北北西へ進んでいます。
予想結果の一つとして、雨と風のシミュレーションを見ると、マーシャル諸島付近で発生した「台風9号」は、発達しながら西方向に進んでいます。本州付近に停滞する梅雨前線を刺激して大雨になるおそれもあります。
現在、日本の南には高気圧が張り出していて、台風の進路によってはその高気圧が強まったり弱まったりします。高気圧の位置で、日本列島に影響を及ぼすかどうか変わるので、注意が必要です。
※9号の名前「バービー」は「ベトナム北部の山の名前」に由来しています。
※10号の名前「メイサーク」は「カンボジアの木の名前」に由来しています。


▼**【画像で確認】またもダブル台風発生 日本への影響は 7月14日(火)までの雨・風シミュレーション**
台風9号の今後の進路は?
3日午後3時の実況
強さ 強い
存在地域 トラック諸島近海
中心位置 北緯12度55分 (12.9度)
東経154度10分 (154.2度)
進行方向、速さ 西 20 km/h (12 kt)
中心気圧 955 hPa
中心付近の最大風速 40 m/s (80 kt)
最大瞬間風速 60 m/s (115 kt)
25m/s以上の暴風域 全域 140 km (75 NM)
15m/s以上の強風域 全域 330 km (180 NM)
4日午前3時の予報
種別 台風
強さ 非常に強い
存在地域 トラック諸島近海
予報円の中心 北緯12度35分 (12.6度)
東経152度40分 (152.7度)
進行方向、速さ 西 15 km/h (7 kt)
中心気圧 940 hPa
中心付近の最大風速 45 m/s (90 kt)
最大瞬間風速 65 m/s (130 kt)
予報円の半径 65 km (35 NM)
暴風警戒域 全域 210 km (115 NM)
4日午後3時の予報
種別 台風
強さ 非常に強い
存在地域 トラック諸島近海
予報円の中心 北緯12度35分 (12.6度)
東経151度30分 (151.5度)
進行方向、速さ 西 10 km/h (6 kt)
中心気圧 925 hPa
中心付近の最大風速 50 m/s (100 kt)
最大瞬間風速 70 m/s (140 kt)
予報円の半径 95 km (50 NM)
暴風警戒域 全域 260 km (140 NM)
5日午後3時の予報
種別 台風
強さ 猛烈な
存在地域 マリアナ諸島
予報円の中心 北緯13度25分 (13.4度)
東経148度40分 (148.7度)
進行方向、速さ 西北西 15 km/h (7 kt)
中心気圧 915 hPa
中心付近の最大風速 55 m/s (105 kt)
最大瞬間風速 75 m/s (150 kt)
予報円の半径 155 km (85 NM)
暴風警戒域 全域 340 km (185 NM)
6日午後3時の予報
種別 台風
強さ 猛烈な
存在地域 マリアナ諸島
予報円の中心 北緯15度05分 (15.1度)
東経144度35分 (144.6度)
進行方向、速さ 西北西 20 km/h (11 kt)
中心気圧 905 hPa
中心付近の最大風速 55 m/s (110 kt)
最大瞬間風速 80 m/s (155 kt)
予報円の半径 185 km (100 NM)
暴風警戒域 全域 390 km (210 NM)
7日午後3時の予報
種別 台風
強さ 猛烈な
存在地域 フィリピンの東
予報円の中心 北緯16度35分 (16.6度)
東経138度55分 (138.9度)
進行方向、速さ 西北西 25 km/h (14 kt)
中心気圧 905 hPa
中心付近の最大風速 55 m/s (110 kt)
最大瞬間風速 80 m/s (155 kt)
予報円の半径 230 km (125 NM)
暴風警戒域 全域 440 km (235 NM)
8日午後3時の予報
種別 台風
強さ 非常に強い
存在地域 フィリピンの東
予報円の中心 北緯17度50分 (17.8度)
東経133度10分 (133.2度)
進行方向、速さ 西 25 km/h (14 kt)
中心気圧 925 hPa
中心付近の最大風速 50 m/s (100 kt)
最大瞬間風速 70 m/s (140 kt)
予報円の半径 280 km (150 NM)
暴風警戒域 全域 460 km (250 NM)
台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は?
「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。
3日時点で、ことし発生した台風の数は「10個」で平年の約2倍となっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。
〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。
台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。





















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