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吉田幸noみみコミ | RCCラジオ | 2026/07/05/日 16:30-16:45
内容:第25期 村山聖杯 将棋怪童戦
出演:広島将棋会 矢野 啓太さん

第25期 村山聖杯 将棋怪童戦、参加者募集中
村山聖(むらやま さとし)九段
安芸郡府中町出身の伝説の棋士、村山聖九段。難病のネフローゼを患い、入退院を繰り返しながらもプロ棋士としての頂点を目指しつつ、29歳という若さで亡くなりました。その生涯は映画や漫画などでも描かれ、地元府中町ではその才能を称えて「村山聖杯 将棋怪童戦」が立ち上げられました。今年は25回目を迎え、8月16日(日)に開催されます。
詳しいお話を広島将棋会の矢野啓太さんにお伺いします。
吉田:矢野さんは広島市中区の舟入で将棋道場の「将棋ひろば」をご夫婦で運営なさっているとのことですが、いろんな方がこの将棋ひろばに通ってらっしゃるそうですね。
矢野:一番最年少が今4歳で、最年長が90歳です。年の差が80歳以上という対局が見られます。その90歳のおじいちゃんは、相手が4歳でも5歳でも絶対に手を抜かないんですよ。まさに真剣勝負で2人が対局しています。
吉田:4歳は手を抜くことなんてまだ知らないでしょうから、真っ向勝負、がっぷり四つといった感じですね。
矢野:それがまた、かなり熱い戦いなんです。
吉田:そうなんですか。将棋の良いところは、年齢に関係なく対局できるところにもあるんでしょうね。
矢野:ルール自体も、その90歳のおじいちゃんが子供の時からずっと同じルールで続いています。自分の得意戦法を4歳の子供に真っ正面からぶつけるような、将棋を使った対話みたいなものがあります。
吉田:想像するだけで熱い戦いなんだろうなと感じます。一方で、広島の将棋界に目を向けますと、先日、西区出身の糸谷哲郎九段が藤井聡太名人に挑んだ名人戦が話題になりました。結果は糸谷九段の完敗にはなったのですが、広島県出身者としては升田幸三九段以来、名人戦への登場が69年ぶりの快挙だったと。これもすごいことですね。
矢野:名人を獲得すれば広島市では初だったので、これは快挙も快挙です。地元広島では子供からシニアまで、将棋ファンが本当に一丸となって応援しました。**
吉田:こうやって話題になると、広島の将棋界自体が盛り上がるのでは?
矢野:大変盛り上がりました。みんなで応援したのは第1局なのですが、将棋は長丁場ですから2日間に及んで1局を行います。オードブルやビールを出して、ビールを片手にみんなが昔話をしながら、この名人戦に向けて広島の将棋ファンが一体となって応援することができました。このような楽しい機会を作ってもらえて、私としては嬉しい限りでした。
吉田:なるほど。
矢野:みんなが「ここはこうしたらいいんじゃないか」などと好きなことを言いながら応援していました。結果的には、やはり藤井名人が強すぎて惨敗でしたので、この放送を聞いている未来の棋士にリベンジしてもらいたいと思っています。
吉田:将棋をする子供たちの人口というのはどうなのでしょうか。
矢野:将棋を指していること自体が結構特殊というか、「何をやってるんだろう」と興味を持って始める子供は多いのです。ただ、将棋はルールを覚えるのが難しく、「初心者の壁」 という手強い門番がいます。
その後続けられる環境がまだまだ未発展なため、各地域で教室を開いたりイベントをしたりしながら、興味がある子の受け皿を広げていけたらいいなと取り組んでいる最中です。
吉田:手強い門番というのは、具体的にどういうことですか。
矢野:将棋は、例えば野球のように「1回ボールを投げてみよう」「バットを振ってみよう」、あるいは、サッカーのように「ボールを蹴ってみよう」というのとは違います。
まずは駒の名前を覚えたり、ルールや動きを覚えたりする必要がありますが、これにはかなり時間がかかるのです。「興味を持ってから初心者になるまで」の間に大きなハードルがあり、ここで脱落する人が多い。そのため、ルールまではちゃんと覚えられるような受け皿になりたいと思っています。
吉田:初心者になるまでの段階、つまりルールを覚える段階があって、そこをクリアして初めて「初心者」になれるわけですね。
矢野:そうなんです。
吉田:今回は「村山聖杯 将棋怪童戦」のPRに来てくださったのですが、どのような大会なのでしょうか。全国からたくさんの子供たちが集まるともお伺いしています。
矢野:将棋怪童戦は、未就学児から高校生までを対象とした子供将棋イベントです。初心者から有段者まで各部門に分かれていますので、最近将棋を始めたという初心者の方でも出られるようになっています。
吉田:どのような戦いが繰り広げられるのでしょうか。未就学児と高校生が対局することもあるのですか。
矢野:「怪童部門」というものがあり、小学校低学年、高学年、中学校、高校の各部門で優勝者を出します。そして、その優勝者たちの中でさらに優勝者を決めます。
その栄冠を手にした人は 「第25期 将棋怪童」 を名乗ることができるため、各部門の優勝者の中から「怪童」を選ぶ形になります。
吉田:それぞれの部門で勝ち残った人たちが、最終的に対局するのですね。
矢野:そうです。
吉田:去年はどれくらいの人数が参加されたのですか。
矢野:去年は、全国から150人以上の方にお越しいただきました。
吉田:当日はプロ棋士の先生方による指導対局も行われるとのことですね。
矢野:プロ棋士が実際に将棋を指している姿が見られます。

吉田:直接アドバイスなどももらえるのでしょうか。
矢野:希望者にはプロ棋士と指せる指導対局が受けられますので、直接教えてもらうこともできます。
吉田:「もう一手」という場面で、子供たちがどんな悩みを抱えているかは分かりませんが、パッと目が開くような、光が差すようなアドバイスもあるのではないかと感じます。
矢野:私が初めてプロ棋士を見た時には、将棋に触れる所作からして違いました。言い方が難しいのですが、将棋を指する手に残像が見え、その下に鱗粉が落ちるような、いわばそこにあるものまで見えそうな雰囲気があります。そのため、見るだけでも「強くなった気がする」「勉強になる」というところがあります。
吉田:なるほど。8月の本番を前に、矢野さんの道場では将棋初心者に向けた無料の体験講座なども行われるそうですね。
矢野:この度、文化庁の将棋体験講座を行うのですが、全18回あります。ここまでやれば、しっかりとルールなどを覚えることができます。また、講座の中盤に怪童戦が行われますが、この怪童戦の初心者・初級者の部にも十分参加できる力が身につきます。
吉田:初回が7月20日の月曜日・祝日となっています。それ以降は主に金曜日の午後などに、全部で18回開催される。こちらの参加費は無料と
矢野:ちょうど夏休みが始まる頃から開始されますので、遠方からでも来やすいかと思います。是非とも来ていただけたらと思います。
吉田:矢野さん、最後に「第25期 村山聖杯 将棋怪童戦」に参加される皆さん、そしてラジオをお聞きの皆さんにメッセージをお願いします。
矢野:初心者から全国レベルまで、誰もが主役になれる大会です。勝ち負けだけではなく、一生懸命考える楽しさをぜひ体験してほしいと思います。ご応募をお待ちしております。
吉田:お話ありがとうございました。
矢野:ありがとうございました。
「第25期 村山聖杯 将棋怪童戦」
8月16日(日) 安芸郡府中町くすのきプラザで開催
現在、参加者を募集中です。
参加料は1,000円、保護者の方の入場は無料です。
申し込みは専用応募フォームで受付中
応募の締め切りは7月27日(月)です。
詳しくはRCCのホームページをご覧ください。
★専用応募フォームはこちら

準決勝と決勝戦の模様は、
今年もRCCの公式アプリ「IRAW(イラウ)」でライブ配信を実施します。
問合わせ事務局:中国新聞企画サービス「村山聖杯」係 ℡:082-236-2244
※8月15日~8月16日は →広島将棋会 矢野啓太 080-4555-4731
完全無料で広島情報



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