29日午後9時 「熱帯低気圧(TD)」が右下に表示

気象庁発表の「アジア太平洋域」の天気図では、29日(月)の午後9時に、「熱帯低気圧(TD)」が予想されています。マーシャル諸島の近海に表示されていて、日本から距離がまだ離れています。フィリピンの東海上は、「低気圧(L)」のままです。

【画像で確認】 ことしは寿命が長くなる傾向 「台風のたまご=熱帯低気圧」発生へ 梅雨末期の大雨に注意 7月9日(木)までの雨・風シミュレーション

ただ台風や熱帯低気圧は、日本の南に張り出す「大平洋高気圧(H)」の縁をまわるようにして、進路を変えながら北上する性質があります。先週は、台風7号・8号がダブルで直撃したばかりです。

雨と風のシミュレーションを見ると、今後は大きな円を作り、7月の第2週以降に、沖縄の先島諸島方面に向かう予想が出ています。黄色や赤色の強雨域をともなっています。台風に発達するかは不確実ですが、本州付近に停滞する梅雨前線を刺激して大雨になるおそれもあります。

台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は? 

「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。

29日時点で、ことし発生した台風の数は「8個」で平年の約2倍となっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。

〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。

台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。