平和公園にある原爆供養塔の遺骨のうち、遺髪が残る52人の名前を広島市が公開しました。
供養塔には原爆で犠牲になった約7万人の遺骨が安置され、そのうち813人は名前が分かりながら遺族が見つかっていません。広島市は去年、遺族の要望を受けて骨つぼに残されていた遺髪でのDNA型鑑定を初めて実施。身元が特定でき、遺骨は遺族のもとに返されました。

広島市は、今後も遺髪での鑑定を続けるため40年ぶりに813人全ての骨つぼを総点検して、合わせて52人の遺髪を確認しました。52人の名前は12日から広島市のホームページで公開しています。
また813人の骨つぼにあったメモや封筒などを再確認した結果、名前の修正や住所の漏れなどが43件あったため、修正した名簿も掲載しています。

広島市原爆被害対策部 調査課 上本慎治課長
「この機会を市としても遺族探しにしたい。名簿に心当たりのある方は名乗り出ていただけたら対応します」
広島市は名簿の公開で遺族への遺骨返還につなげたいとしています。
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