使用済みの太陽光パネルの排出量が増加する「2030年問題」。これを前に、家電量販・エディオンのグループ会社が専用のリサイクル施設を広島県福山市に整備しました。

RCC福山放送局 内田博文記者
「太陽光パネルの耐用年数はおよそ20年。2030年代には年間最大50万トンもの使用済みパネルが出るということです」
エディオングループでは2007年から太陽光パネルを販売していて、初期の顧客はまもなく耐用年数を迎えます。
そこで、深刻化する廃棄問題の受け皿として、エディオンのグループ会社「イー・アール・ジャパン」が福山市で整備したのは、太陽光パネルに特化したリサイクル工場です。
エディオン 久保充誉 会長
「売るだけでなく、使い終わった後も再び資源として清新として輝かせるまでを一環としてつないでいく、これがエディオンの経営理念であります」
7つの工程で素材を分離・回収

リフォーム事業も展開する中、顧客の太陽光パネル廃棄時の不安を軽減することが狙いです。
施設は7つの工程を経て、パネルの素材を分離・回収します。
まずは、パネルを囲むアルミフレームの取り外し。

こちらの機械では、加熱とハンマーによる衝撃を加え、ガラスと、発電を担う黒い部分「セルシート」を分離していきます。
パネルの重量の約6割を占めるのがガラスです。大きさごとに分けた後、光学センサーで、不純物を含んだガラスをさらに選別していきます。
選別されたガラスも生まれ変わり

選別されたガラスは専門業者を通じて、道路設備に使う製品に生まれ変わります。
一方、粉砕されたセルシートからも、精錬所で銀や銅が回収されます。施設の処理能力は1日当たり240枚。年間4万枚にのぼります。
イー・アール・ジャパン 乗常久志 社長
「リサイクルをすることによって、埋め立てはゼロということを、これは直近でも達成できると思っています」
施設は13日から本格稼働しました。
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