いま広島の観光地に「ピクミン」や「ぷよぷよ」といった、人気ゲームのキャラクターが続々出現しています。
広島有数の観光地・宮島を一望できる「宮島サービスエリア」。そこにはなぜか、“もみじ饅頭”や“しゃもじ”といった、宮島のお土産を一生懸命運ぶゲームのキャラクター「ピクミン」たちの姿が…。
これは、宮島サービスエリアで開催されている期間限定のイベント「ピクミンテラス」です。
3月終了予定が…面積拡大

今年3月末で終了予定でしたが、人気を受けて今月1日、リニューアルオープン。
広島県の企業とコラボした限定商品などを置くショップは、以前に比べて約5倍の面積に拡大しました。
オープン初日は開店前から長蛇の列。親子連れをはじめとした利用客でいっぱいです。平日の朝であるにも関わらず、入場のための整理券が配られていました。
店内には「Switch2」

今回追加されたのは、ゲームソフト『ピクミン4』の体験コーナーです。店内には「NintendoSwitch2」が常備され、誰でも気軽に遊ぶことができます。
そのほか、位置情報を用いて遊ぶスマートフォン向けアプリ『ピクミンブルーム』では、宮島サービスエリア限定のスペシャルアイテムがゲットできる連動イベントも開催しています。
リアルでもゲームでも、ピクミンまみれになることができます。
実は初めてではない「リニューアル」

フォトスポット 宮島SAの自然に溶け込むピクミン
2023年に始まった「ピクミンテラス」。
期間限定として始まったイベントですが、“リニューアル”は今回が初めてではありません。
利用客からの要望を受け、これまで2度も開催期間を延長したり、ショップの展開方法を変えたりしてきました。
今回のリニューアルオープンにより改めて期間が延長され、来年(2027年)3月末までの開催が予定されています。
これまでの来場者は約11万人。今後、新たな商品の展開も計画しているということで、サービスエリアを運営しているNEXCO西日本は「ピクミン」の集客効果による手応えを感じているといいます。
西日本高速道路 中国支社 古田清副支社長
「ゴールデンウィークですので、お車で長距離移動をされる方が多いと思います。家族連れをはじめとしたドライバーの方も、運転中は緊張されて運転されてると思いますけれども、ピクミンを見ていただいて、心が和いで、また次の運転で安全に走行いただけるような感じになれば」
実は広島生まれ!あのゲームも…

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こうしたゲーム企業のローカルでの展開は、ピクミンだけではありません。
先月から、呉のご当地グルメ「呉海自カレー」とのコラボを始めたのが、大人気アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」です。
今年で35周年を迎える「ぷよぷよ」、実は広島生まれ。周年を記念し、広島県内各地でのさまざまなコラボをスタートしました。
今回のキャンペーンに合わせ、広島名物モチーフの“ひろしまぷよ”も5種描き下ろされています。

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「ぷよぷよ」が、かまぼこやラムネに!

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「ザロイヤルパークホテル広島リバーサイド」では、先月から「ぷよぷよ」の世界観を楽しめるコラボルームが登場。
創業百周年を迎える呉の老舗・中元本店の「大和ラムネ」や、広島の水産加工品をベースにした新感覚かまぼこ「ぷよかま」など、広島の企業とのコラボ商品も予定されています。
さらに今年の「ひろしまフラワーフェスティバル」でも、特別ブース「ぷよと広島パーク」の出展が決定。参加者が協力してゴミを集める「ぷよぷよゴミひろいラリー」や、直径40cmを超える“ジャンボぷよヨーヨー”を釣り上げる「ぷよぷよジャンボヨーヨーつり」も実施予定だということです。
なぜゲーム企業が“ローカル”に?

ゲーム企業が、広島などのローカルで企画展開をするメリットは何なのか。ゲーム産業に詳しい芝浦工業大学の小山教授によると、ひとつは「位置情報ゲーム」の流行があるといいます。
芝浦工業大学 システム理工学部 小山友介教授
「位置情報ゲームがいま、日本中あちこちでコラボしていて、地方や都心部と言わず、リアルイベントを積極的に行うという状況にある」
さらに小山教授は、近年のゲーム開発費の高騰が、ローカルでの「リアルイベント開催」を促していると指摘します。
ゲームの“リアル”展開の重要性

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小山友介教授
「今のゲームは開発費がすごくかかる。100万本の売り上げを狙うタイトルを例に出すと、売上の相当額から想定するに、2桁億ぐらい掛かっているのではないだろうか。ターゲティング広告が主流のインターネットだけだと、興味がなくて見ていないものも、リアルに展開することで目に入る。そういった状況で、あちこちに存在を見せることは大きいのではないか」
小山教授は、こうしたゲーム企業の動きは、地域の活性化に活かすことができると話します。
小山友介教授
「遠征という形でローカルに行かれる方(ファン)も多いので、地元としても観光振興の一部になり、受け入れやすい。美味しいご飯を食べるとか、あわよくば1泊してくれると、かなり地元に落ちる金額も変わってくる。気に入ったら何回も来てくれるようになるように、うまく誘導できればよいのではないか」

































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