春になり、新しい学年になった子どもたちにスマホを持たせたり、ねだられたり、という家庭も多いかもしれませんね。色んなの家庭のルールや、悩める保護者へのアドバイス、聞いてきました。

まずはスマホって、子どもにいつから持たせますか?
小2女児の父
「希望は中学校以降。まだ今は考えてない」
小3男児の祖母
「全く使わせてません。本人が使い方をよくわからないで、使ってしまうっていう部分があるから、おばあちゃん的には、ま、高校生かな。それは、母とはまた違うだろうけど」
小2女児の母
「(今持たせているのは)キッズ携帯だけ。で、私の古い携帯で、YouTubeとか、TikTokとかはそれで見てます」
小5女児と母
「うちは遅い方がいいかなと思って、できたら中学生からがいいかなとは思ってます」
「やっぱり依存とかは気にはなりますね。今も(iPadで)ネットとか1回見てしまうと止まらない状況になってきてるので」
子ども
「でも途中で、『やめよう!これしないと!』って思って、(見るのを)やめることあるから、まだ大丈夫じゃないかな?」
世界で広がる ”子どものスマホ規制”
3月、アメリカで開かれた、インスタグラムなどSNSへの依存をめぐる裁判では、陪審団が運営企業側の責任を認めました。メタとグーグルに命じられた損害賠償などの金額は、600万ドル=日本円でおよそ9億5千万円で、2社はそれぞれ控訴する方針です。

一方、去年12月にはオーストラリアで、16歳未満のSNS利用を禁止する法律が施行されるなど、子どものSNSを規制する流れも始まっています。
子どもにスマホを持たせる前から心配なのは…
小2男児の母
「心配なのは、友だちとのSNSのトラブルとか、大人向けのサイト(を見ること)」
小2女児の父
「勝手に自分たちで世界が作れちゃうので、それはやっぱり親としては不安なんで。親の目の届くところで使って欲しいかな?というのはありますけど」」
ではどんなルールを決めていますか?
具体的にはどんなルール、決めていますか?
小5男児と小2男児の母
「LINEは家族では繋がってますけど、友だちとかとは交換禁止にしてあるのと、ほかのSNSはやらないようにしてます。LINEだけ」
「アプリごとに制限ができるので、今は全体的に禁止にして、やりたいときだけ許可する、みたいにしてます」
小2男児
「(スマホ)持ってるよ。ずっとゲームで遊んでたらスマホ没収される」
Q.何時間以内とか決まってる?
「・・・2時間くらい?」
Q.お母さん、本当はどういうルール?
母
「勉強したら30分くらいで」
小2女児の母
「まず下を向いて見ない、こうやって見る。ストレートネックになっちゃいけないから」
「YouTubeは、テレビで見るのとかも含めて全部含めて(1日)30分」
Q.30分?短くないですか?
「だから守れてないんです」
「実際は1時間くらいは見てて、内容も子ども向けのものならいいんですけど、結構暴力的なやつとかを、見ちゃダメだよ、そのチャンネルは見ちゃダメ、って言ってるんですけど、気付いたら見てて。そういうのを見つけたら、すぐ私が『ダメって言ったよね』みたいな感じで消したりとかっていうのはやってます」
この時季だからこそ気をつけたいことは・・・?
情報教育とメディア論の専門家によると、子どものスマホ利用で、この時季、特に起きやすい問題は、3種類あると言います。

(1)実感よりスマホの情報を信じる
広島大学大学院 匹田篤准教授
「新しい環境に行った時に、自分が不安なので、目の前にいる人だとか、自分の目の中に入ってる風景だとかよりも、スマホの情報を信じようとするっていうことですよね。それは本当にもったいないことで、目の前で、実際にその人と会って、せっかくの分かり合えるタイミングでもあるのに、スマホの中に書いてある、その人の情報だとか、噂話だとか、そっちをに頼ろうとする」
(2)新しく知り合った人とSNS上でトラブルになる
広島大学大学院 匹田篤准教授
「例えば、新しい部活に入って、部活の人同士の最初の会話っていうのは、どうしてもぎこちないはずなんですね。それはオンライン上でも行われます。で、そういう時に、実体験だと、相手が怒ってるのか、悲しんでるのか、喜んでるのかって表情でわかりますよね。でも、オンラインだと、相手を怒らせてしまったのか、喜ばせたのかっていうのは伝わってこない」
「自分が悪気があって言ったわけじゃないんだけど、相手を傷つけたとか、そういうトラブルが起きうるんですよね」
(3)生成AIだけが「わかり合える友」になる
広島大学大学院 匹田篤准教授
「4月5月っていうのは友達が少ないですよね。生成AIというのは、優しいというか、元気づける回答し、発言をしてくれて、なんか1番自分のことわかってくれるんじゃないかっていう風にね、思ってしまって、”生成AIのことが絶対”っていう風に思ってしまうのが、ちょっとリスクが大きいなと今思っています」
「実際アメリカ等でも、いわばその宗教の教祖のようなAIを信じきって反社会的な行動を起こすっていう事例もありますので。精成AIが唯一のわかり会える友人だっていう風な位置付けになるのがリスクですよね」
ではどうすれば? 考え方と具体的なルールをアドバイス!
匹田先生からのアドバイスとしては、こういったトラブルを避けるためにも、また、学年が代わって家庭のスマホルールを見直す上でも、大切なのは「段階的に認めていく」ということ。

スマホを使うにあたって、必要になってくるのは、
(1)読みとく力
(2)時間を決める力
(3)表現・発信する力
その上で、(4)支払いなどにも利用できるようになる。
くれぐれも、一度に全部を解禁!というのではなく、親子で話しながら、どこまでできるようになったかな?と確かめながら、使える範囲を広げていくべき、とのことでした。
具体的にはこんな提案です。

また、家族間のこういったルールは”なぁなぁ”になりがち。子どもと一緒に決めた内容を書き記して、目につくところに貼ったり置いたりして意識できるようにすることも、効果的なんだそうです。最近では、携帯キャリア各社が、見本になるような雛形やチェックシートを作っていたりもします。
新しい学年が始まるこの季節に是非、参考にしてみてください。







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