広島県は、あす4月1日から観光振興の新たな財源として「宿泊税」を導入します。導入に向けた準備の様子を広島市内のホテルで取材しました。

広島県の宿泊税では、1人1泊当たりの料金が「税別6000円以上」の場合、一律で200円が課されます。修学旅行などの学校行事については免税されます。

「システム変更に時間も…」市内のホテルは準備万端でスタートへ

リーガロイヤルホテル広島では、去年11月頃から宿泊税への対応を準備してきたといいます。

リーガロイヤルホテル広島 宿泊部 酒井孝太 副部長
「宿泊システムの設定変更は、かなり時間を要したが、無事に終了している」

宿泊の時期によってはこんなケースも。

リーガロイヤルホテル広島 宿泊部 酒井孝太 副部長
「3月にチェックインして4月にまたがる宿泊者(の事前精算)に対しては、4月1日以降の宿泊税をいただいている」「おおむね理解いただいている。これから丁寧に周知をさせていただきながらお迎えをさせていただければ」

「京都より安い」「良くなるならOK」国内外の観光客のリアルな声

兵庫から
「知らなかった。良くなるんだったらいいかなと思う。海外の人からちょっと高くいただくのがいいかなw」

オランダから
「いいと思います。私達の住んでいるアムステルダムでは、あらゆる場所で、200円よりずっと多くの税金を払わなければならない」

ベルギーから
「安いですね。京都の宿泊税は広島よりも高かった。1000円。日本がこのような措置をおこなうのは、観光客が多すぎるからだと理解しています」

宿泊税は観光地のトイレ改修や多言語対応、混雑対策などに充てられる予定です。

全国で導入ラッシュの宿泊税。広島の「一律設定」は分かりやすい?

総務省によりますと、宿泊税は東京都、大阪府、京都市など全国19の自治体ですでに導入されています。そして、あす4月1日には、広島県や北海道など20の自治体で新たに導入されるということです。

多くの自治体が宿泊料金に応じて金額が変わる方式で、最も高いのは、京都市の1泊10000円となっています。