ハンドボールのイズミメイプルレッズ広島。

2月28日のホームゲームでチーム史上最多の観客動員を達成しました。その裏には選手が自主的に取り組んだプロジェクトがありました。

「リーグH」が始動し、各チームは勝敗だけでなく観客動員や選手育成も求められるようになっています。ハンドボールは、ヨーロッパでは人気スポーツの座を占めていますが、日本では人気が十分に定着していません。そこで、メイプルレッズの選手は「2000人プロジェクト」と銘打ち、SNSでの情報拡散やビラ配り、地域密着活動を行いました。

坂上俊次アナウンサー
「選手が主体となって観客動員増を目指すプロジェクト、いよいよ試合開始です。」

これまでの平均入場者の2.5倍の集客という高いハードルが設定されましたが、選手たちは、いつにもない光景に驚きを隠せません。

新沼未央
「私、ビラ配りをしましたがお客さんがいっぱいきてくれて、緊張とドキドキが止まらなくて、頑張らなきゃの気持ちがふつふつと沸いてきました。」

試合は、立ち上がりこそメイプルレッズの流れでしたが、前半終了間際に逆転を許すと、後半もラティーダのペース。29対28と1点ビハインドで試合は最終盤に突入。ここから、メイプルレッズが3連続得点のミラクルで大逆転勝利。

観客も目標の2000人を超える3341人を達成し、チームの歴史に残る1日となりました。

近藤万春
「感動です。3000人のお客さんの前でプレーできると思ってなかったので、こういったことを夢見てプレーしていました。勝つ事ができてよかったです。」

新沼未央
「やって良かった。配っているときも、頑張ってねと声をいただいて、試合中も背中を押してもらえた。」

選手たちが主体となって、大きな成功経験を積んだメイプルレッズ。チームには、さらなる舞台が待っています。

イズミメイプルレッズ広島社長 中川正太
「嬉しいです。こうやって、たくさんに来ていただいて応援していただけるのは宝物。来シーズンはこのサンプラザがメインになる。運営もこの反省を来シーズンにつなげ、チームは勝てるチーム。この両輪でやっていきたいです。」