春に買うお財布は「春財布」。

お金でパンパンに“張る”ようにという願いを込めて、この時期に新しくする方が多いそうです。

そんな春財布を手作りしている工房が、湯来町の緑に囲まれた場所にありました。

森の中の小さな革工房

お邪魔した《革仙家》は、小さなログハウスのような建物。

大きなガラス戸から光が差し込み、まるで別荘のような落ち着いた雰囲気です。

この場所で革職人の小畑敬義さんが、財布やキーケースなどの革小物を一つひとつ手作りされています。

店内にはさまざまな色の革小物が並び、思わず見入ってしまう空間でした。

注文を聞いてから作る

こちらでは、注文を受けてから制作することも多いそうです。

理由はシンプルで、

「お客さんそれぞれ好きな色が違うから」。

実際に話を聞いて、色や組み合わせを決めてから作り始めるスタイルなんだとか。

毎日持ち歩くお財布だからこそ、自分が一番気に入ったものを持ちたいという方が多いそうです。

人気はブルーとグレー

今人気のカラーを伺うと、

ブルー系とグレー系。

革の色とフチの色を変えるバイカラーも特徴で、

グレーの革にイエローのフチなど、おしゃれな組み合わせのお財布も並んでいました。

店内には10色以上の革があり、組み合わせを考える時間も楽しそうです。

革に穴を開ける工程を体験

今回の中継では特別に、革に穴を開ける工程を体験させていただきました。

「目打ち」という工具を革に当てて、

ハンマーでトントントン…と叩くと、糸を通すための穴が開きます。

実際にやってみると、これがなかなか難しい…!

少しでもズレると、そのまま仕上がりにも影響するそうで、職人さんの丁寧な作業の大切さを実感しました。

ちなみにお財布ひとつ作るのに、3日〜4日ほどかかるそうです。

全国から注文が寄せられる革工房

実は《革仙家》さん、ネット注文が多く、関東のお客様からの注文も多いそうです。
遠くから「この革で、この色で」とオーダーが届くことを思うと、実際に革の色を見て、手に取って相談できる距離にあるのは、うれしいですね。

春財布を探しに、森の革工房へ出かけてみてはいかがでしょうか。

革仙家

住所/広島市佐伯区湯来町大字多田3527-1
電話番号/050-7122-4144
営業日/金・土・日・月曜
営業時間/11:00〜17:00