西日本豪雨を経験した広島県坂町の小学生が、大手企業と防災セットを手がけました。半年かけて考えたアイデアが、店舗でお披露目されました。

末川徹 気象予報士
「無印良品の店舗の一角には、子どもたちが選んだ防災グッズが並んでいます」

アルパークの無印良品を訪れたのは、坂町小屋浦小学校の5年生11人です。

小屋浦小学校の児童
「3~4歳の時に災害を経験した。防災セットを持って垂直避難したが、必要なものが揃っていなくあまり役に立たなかった」

2018年7月の西日本豪雨。小屋浦地区では15人が犠牲となり、1人の行方が分かっていません。

自分たちで、本当に役立つ防災セットをそろえたい。そんな思いから、2025年秋、無印良品を手がける良品計画とのプロジェクトが始動しました。

「無印良品 東京有明店」でも防災セット展示へ

2026年1月は「避難所」と「垂直避難」2つの場面を想定しながら商品を厳選しました。

半年間で練り上げた防災セットは、それぞれ20点以上に及びます。地元住民110人の要望も聞いてメッセージを添えました。

小屋浦小学校の児童
「(バッグに)詰めたり持ったり、『逃げられない』と話したこともある。本当に必要なもの。選び方や考え方を知ることができた」

26日はプロジェクトの最終発表会が行われ、良品計画から児童たちに感謝状が贈られました。

良品計画 いつものもしも担当 石川和子さん
「備えを考えたことがない人はたくさんいる。背中を押せるように今後も活動を続けたい」

子どもたちのアイデアは、「東京有明店」でも、3月31日まで展示されています。