広島の街作りについてお伝えするRCCテレビ「イマナマ!」のシリーズ「進化するマチ」。今回は、広島市中心部で進む「楕円形の都心づくり」がテーマです。

広島駅周辺と紙屋町・八丁堀地区を核としたエリアで構成される「楕円形の都心」。この楕円のなかで都心機能を高めようと、広島市などは「楕円形の都心づくり」を推進しています。2026年、このなかで動きが加速しそうなエリアをRCCの小林康秀キャスターが歩きました。
広島城・八丁堀エリア
広島城天守の閉城は、いよいよ3月22日に迫っています。閉城後の整備の方針は、まだ決まっていません。閉城する広島城天守に代わって新たにオープンする施設が、「広島城三の丸歴史館」です。広島の文化や歴史がテーマの博物館施設で、2026年度中にオープンする予定です。

相生通り北側で建設が進むひときわ大きなビルは、来年に完成予定の、オフィスやホテルなどからなる「カミハチクロス」です。ビルは31階建て。入居するホテルは、アメリカ発祥のハイアットグループが運営する「アンダーズ広島」として開業予定です。

カミハチクロスの北東、現在、広島YMCAや京口門公園などがある八丁堀3番・7番地区でも再開発の動きが。2026年度から調査設計が加速します。今後、マンションやオフィスが建設される予定です。

一方、相生通りより南側、「ドン・キホーテ広島八丁堀店」が入居する建物を保有しているイズミは、今月、大和ハウス工業と売却契約を結びました。2027年7月に引き渡され、にぎわいを創出するホテルを中心とした、再開発を検討しているということです。

また、八丁堀交差点の一角にある天満屋八丁堀ビルや、隣り合う広島三越でも再開発の動きがあります。まだ今後の計画は明らかになっていませんが、準備組合は再開発の具体化に向けて、建設に関わる事業者の募集などを行いました。
路面電車 「循環線」が3月開通 回遊性向上へ
路面電車にも、来月新たな系統が誕生します。3月28日、路面電車に「循環線」が開業。千田地区の広電本社前を起点に、平和公園に近い袋町や、商業施設の集まる八丁堀、現代美術館に近い比治山下電停などをぐるっとつなぎます。

運行時間は午前10時から午後4時まで。去年開通した「駅前大橋ルート」とともに、観光や買い物が便利になりそうです。
広島駅・二葉の里エリア
広島駅の南口では、3月5日にペデストリアンデッキが開通。広島駅2階から、フラットにエールエールHIROSHIMAへと移動ができるようになります。同日、福屋広島駅前店もリニューアルオープンします。また、4月1日には、エールエールHIROSHIMA内に「広島市立中央図書館」も移転オープンします。

駅の北側、二葉の里地区では、10階建てのオフィスビル「ディール広島」が完成。その隣の敷地では、2月2日、住友不動産が31階建てのホテルやマンションなどが入る複合ビルの建設を開始しました。建設がはじまった複合ビルは、4階から9階がホテル、9階から11階は温浴施設、12階より上はマンションで、2029年に完成予定です。

二葉の里ではさらに、県が「高度医療・人材育成拠点」として、病院を再編・統合する新病院の建設も今後始まります。病院の建物は川や海の穏やかな「みなも」に、光がやさしくきらめく様子をデザインした外観に。2027年度に着工、2030年度に開院する予定です。

二葉の里では高速5号線の建設も進んでいて、来年に温品ジャンクションから広島駅北口までの区間が開通する予定です。街並みだけでなく、交通の流れも変わっていきそうです。
楕円形の都心づくりに関連して街歩きイベントも
この「楕円形」に絡んで、3月にはイベントも開催されます。「楕円形」は英語で「オーバル」と言いますが、3月7日と8日に、「ひろしまオーバルフェス2026」が開催されます。広島駅北口とひろしまゲートパークの2箇所を起点に、スマホのアプリを使って楕円のなかにある70箇所以上のチェックポイントを回り、ポイントを獲得。ゴール後は、ポイントに応じた景品の抽選に参加できるということです。

皆さんも、どんどん変わっていく「広島の街」を、歩いてみてはいかがでしょうか。
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