開幕ローテーション入り、そして5年ぶり2桁勝利を目指す大瀬良大地。横一戦の競争を掲げるチームで、投手最年長のベテランは例年とは違ったキャンプの時間を過ごしています。
大瀬良大地投手
「昨年までのこの時期のキャンプというのは、このへんでシートをやるよとか、このへんで実戦入るよみたいな話を前もって話をもらった状態でスタートしてたんですけど、やっぱり昨シーズン終わってからは"横一戦"でっていう話の中だったので、昨年までよりはいろいろと"やることがたくさんある状態"でスタートしましたね」

RCC野球解説者 天谷宗一郎
「(去年10月に)手術した肘の状態っていうのはどう?」
大瀬良大地投手
「患部に関しては全然問題ないです。4回目の手術ですけど、1番術式も大変なものだったんで、骨棘(こつきょく)というよりかは関節自体を削ってるんで、投げれるまでのペース、期間は短くはあったんですけど、これまでのオペ後の感覚とはやっぱちょっと違うところはあります」
天谷宗一郎
「いつぐらいに手術を受けようって思った?」
大瀬良大地投手
「手術しなきゃいけないかなって思ってたのは、もう去年のキャンプ入ったぐらいからです。痛みとか違和感はなかったんですけど、可動域がもう出なくなってきてたんで、肘の。痛みが出てくる、違和感が出てくる前段階の症状みたいな感じにはもうなってたので、痛みが出る前に先にやらせてもらったらベストかなって思ってたんです」

迎えた春季キャンプ初日、誰よりも早く球場に姿を現した大瀬良。その意図とは・・・
天谷宗一郎
「いつ頃もう7時に行くぞって決めたの?」
大瀬良大地投手
「いや、時間的にそれぐらいじゃないと練習時間に間に合わないなって思ったんで。1月中とかも全然、大野練習場6時ぐらいに着いたりしてやる日もありましたし。肘もそうですし、肩周りの柔軟性とか補強、強化もしなきゃいけないし、やることがいっぱいあるんで、それを逆算したときにそれぐらいの時間じゃないとだめだなって思って」
大瀬良は初日のブルペンにも1番乗り。見据える先は第3クールの紅白戦。日南の紅白戦に登板するのは11年ぶりだったという大瀬良でしたが・・・
天谷宗一郎
「紅白戦、あの4失点っていうのはどういうふうに受け止めてるの?」
大瀬良大地投手
「結果を求められてるっていうところで、そこに答えられなかったっていう。そこを受け止めてやるしかないかなって思っています」
天谷宗一郎
「その翌日にブルペンに入っていたのは、どんな目的で?」
大瀬良大地投手
「やっぱり1番結果を残せてなかった、ピッチャーの中で残せなかったっていうところもあるし、若かったときの気持ちじゃないですけど、若い頃はやっぱり数をこなしてやってましたんで、もう1回立ち返ってやんなきゃいけないなと思って」
天谷宗一郎
「手術明けっていう怖さはなかった?」
大瀬良大地投手
「コーチの方にもそういうふうに言ってもらったんですけど、僕自身はやれると思って1軍のキャンプに参加させてもらってますし、手術後とかそんなことを言い訳に持ったまま1軍キャンプに来たわけではないので」

横一線の競争を抜け出し再びチームの勝ち頭になるために、大瀬良がカギを握るという"ある球種"とは・・・
大瀬良大地
「僕はスライダーカットピッチャーというところで、対のボールの"シュート"。おととしシュートの割合が急に増えたっていうのもあるとは思うんですけど、ファールを取れるとか、それがすごく良かったんで、そこはやっぱり大きいと思ったんですけど、昨年はそれがちょっと精度が落ちちゃって、振ってくれないボールになったり、"逆に自分を苦しめるような球種"になるゲームが多かったんで、そういったときにやっぱりシュートがストライクゾーンに行く行かないだけでも向こうはやっぱりのアプローチが切り替わってくるんで、シュートはどうにかものにしたいなって思ってます」
天谷宗一郎
「石井コーチが新しく入ってきたことも大きい?」
大瀬良大地投手
「石井コーチもどっちかというとスライダーとまっすぐのピッチャー。自分と似てるからこそ感じることがあると思います。ヤクルトでいろんな選手と話をして、『この握りで投げたら強いシュートが投げられるよね』っていうふうになった握りとか、『他球団の選手もそういうふうに考えてやってるよ』みたいな話から、『大地ももっといいシュートが投げられたらもっと良くなる』っていうふうに教えてくれています」

節目の通算100勝まであと6勝に迫る大瀬良大地。その脳裏にはカープの偉大なレジェンドのある数字が。
天谷宗一郎
「大地は今年が35歳。黒田さんは35歳から7年連続2桁勝利だった」
大瀬良大地投手
「そうなんですよ。そこはもうずっと頭にあるんですよね」

ここで、大瀬良から"ある本音"が・・・
大瀬良大地投手
「黒田さんは"憧れ"っていうのもおこがましいぐらい偉大な方ですし。でもそういう方の背中を見て頑張ろうとすることで、1年でも長くやれたらいいなっていうふうに思うんで。本当に高い目標を持っておかないと、"心が折れそうなときに頑張れるモチベーション"みたいなものが、ちょっと足りなくなってくるんじゃないかなと思って」

天谷宗一郎
「大地でも心が折れる瞬間ってあるの?」
大瀬良大地投手
「ありますよ。いっぱいあります。見せてないだけです。そう言われるんやったら(笑)」
大瀬良大地投手
「ピッチャー陣だったらね、もう1番上の長老なんで。若い子たちが見ていると思うんでね。『あれでいいんだ』って思われたらこれから先のカープのピッチャー陣とか、やっぱりいい影響ではないでしょうし。そういうことも考えてやんなきゃいけないと思って」
天谷宗一郎
「プロ13年目なんですけど、個人的にどんな1年にしていきたいと思いますか?」
大瀬良大地投手
「そうですね。本当に紅白戦でズッコケたんで、『ちくしょう』とは思ってるんですけど、ここからの実戦だったり、そういうところでもう1回、『やっぱりまだ大瀬良さんの力がないとだめだな』って思ってもらって、昨年もうちょっと苦しかったんでね。『今年はよく頑張ったな』って思えるような1年にしたいです」

【2月23日(月)放送 イマナマ!『カーチカチ!TV』】
















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