ラジオカーリポーター中村です。

今日は、木の香りに包まれたモノづくりの空間Slow & Politeから。

ここでは、木工のモノづくり教室が行われていて、皆さんが黙々と、でもとても楽しそうに作業をされていましたよ。

初心者が主役の木工教室

お話を伺ったのは、Slow & Politeの秋山裕一さん。

「下は3歳から、上は80歳くらいまで。本当に幅広い方が来られています」

木工と聞くと、
「経験者じゃないと難しそう」
そんなイメージがありますが、

ここを訪れるほとんどの方が初心者。そして、できないところは秋山さんがサポートしてくださるそうです。

印象的だったのは、
“キズも勲章になる”という言葉。

プロの完璧な作品ではなく、自分で頑張って作った証が残る。
それも含めて、世界にひとつだけのものになるんですね。

既製品ではなく「ぴったり」を作る

実際に作業されている方にもお話を伺いました。

作っていたのは、
愛犬の絵を飾るための額。

既製品でも買えるけれど、「この絵にぴったりのものを作りたくて」

先生に教えてもらいながら、失敗もしつつ、うまくいった時の達成感。

以前は、アンティークの椅子の修理もされたそうで「愛着がありすぎて、もう誰にも座らせたくないです」とニッコリ。

作ることで、“モノ”が“思い出”に変わっていく瞬間でした。

お孫さんのために

イトノコを使っていた方は、3月3日のひなまつりに向けて、組み木のおひなさまを制作中。

こちらに通うようになったきっかけは、工房の前の公園でお孫さんと過ごしていた時。

木のおもちゃが並んでいるのを見かけ、興味を持たれたそうです。

最初は緊張したそうですが、お孫さんが触って遊ぶ姿を思い浮かべながらの作業。

「盆や正月に帰ってきた時、遊んでくれたら嬉しい」

その気持ちが、
一つひとつの木の形に込められていました。

「買う」だけじゃなく「作る」を選べる場所

欲しいものがあれば、すぐに買える時代。

でもここには、
「作る」を選べる時間と場所があります。

自分のために。
誰かのために。
思い出を形にするために。

木の音と香りに包まれながら、ゆっくり手を動かす時間。

そんな時間が、暮らしの中にひとつあるだけで、毎日が少し丁寧になる気がしますね。

Slow & Polite

広島市南区仁保新町2丁目5−11

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