キャンプも最終クールの初日を迎え、若鯉たちの激しいレギュラー争いが続いている。
そんな中、肉体改造をして春季キャンプに臨んでいる2024年ドラフト1位の佐々木泰選手がバッティング練習で快音を響かせ、鋭い打球が次々とフェンスを越えていきます。

これまで「黙って競争を見守る」と言っていた新井貴浩監督だったが、佐々木の打球音に突き動かされるように、自ら歩み寄り熱心な身振り手振りで指導を行う場面が見られました。

この様子に、RCC解説の佐々岡真司さんも「一番気になるでしょうし、(新井監督と佐々木選手は)同じスタイル、足を上げるフォームですからね」と、かつての和製大砲の面影を重ね合わせ、熱い視線を送っていた。

練習後、佐々木選手が心境を語りました。
――今日、新井監督からアドバイスを受けていましたが、差し支えない範囲で内容を教えてください。
佐々木選手:最近キャンプに入って「常に強く振る」という意識でやっている中で、下半身に力が入りすぎて、打ちに行く時に右膝が折れて振っている、ということを言ってもらいました。それだと軸足に乗っているようで乗っていないというか、しっかり溜まった力を伝えられないということだったので。「足を上げた時にスッと立って、そこから打ちに行く」という形で遊び半分というか、そういう感覚の調整方法で一回やってみて、と言ってもらいました。
――左足を上げた時の、右足(軸足)の立ち方についてですね。実際に試してみて、感触はどうでしたか?
佐々木選手:実戦ではもちろんやらない打ち方ですし、遊び感覚でやる中でしたけど、色んな引き出しを持っておくことは大事だと思うので、調整方法というか、うまく軸足が使えないなと思った時に試す方法の一つとして、やっていきたいなと思っています。
――指導の際、監督がジェスチャーを交えて「ボールとの距離」や「当たり方」についても話しているように見えました。
佐々木選手:足を上げて(右膝が)折れないように打つと、打ちに行く時に「間」が作れるというか。ボールと衝突することがなくなって、自分のいい間で振れるようになる、ということは言ってもらいました。
――最終的には新井良太コーチも加わって熱心な話し合いになっていましたが、あのような指導を受けてどう感じていますか?
佐々木選手:本当に早く自分のものにしたいです。自分のバッティングを早く確立できるように、いろいろ聞きたいところをしっかり聞いてできているので、すごいいい時間かなと思っています。
――あくまで「強く振る」というベースがある中での確認作業ということか?
佐々木選手:同じことをやり続ける中で出てきた課題だったので、そこを指摘してもらえたので、強く振るというところは変えずに、色んな練習方法を使いながらやっていければいいかなと思います。
――一昨日の試合で、強く振る中で右方向へ流し打ちをしていましたが、あれは狙っていたのでしょうか?
佐々木選手:いや、狙ってはいないです。
――初球、インコースのストレートを見逃した際も意図があるように見えましたがいかがですか。
佐々木選手:初球を見逃した時に、自分のイメージとちょっと違う軌道で来たので、ちょっと目線を下げてというか、そういうイメージで打って、特に右方向を狙おうという気持ちはなかったです。
――21日からオープン戦が始まります。どのような戦いにしていきたいですか。
佐々木選手:しっかり今までやってきたことを変えずに出せたら、一番いいかなと思っています。

佐々木選手を見守る新井監督

打撃練習中の佐々木選手

打撃練習で柵越えを放つ佐々木選手

佐々木選手が放った打球

佐々木選手の打撃を見つめる新井監督

佐々木選手に直接打撃指導する新井監督

実践する佐々木選手

新井監督から指導を受ける佐々木選手

身振り手振りで指導する新井監督

身振り手振りで指導する新井監督
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