もはや身近な存在となった「生成AI」。私たちはどう向き合えばいいのでしょうか。

稲垣貴大 アナウンサー
「こちらの画像をごらんください。左は『RCCの玄関で撮った写真』そして、右側がAIのGeminiに見せて『雪の帝釈峡でリポートする写真を作って』と指示して、わずか1分で作られた画像なんです」

田村友里 キャスター
「本当に行ったかのように見えますね」

青山高治 キャスター
「右の人が好印象ですね」

稲垣貴大 アナウンサー
「いやいや、仕事がなくなっちゃいます!でも、そんな冗談が笑えないほど、いま生成AIは私たちの生活に深く入り込んでいます」

生成AIの利用状況は?

LINEリサーチの調査結果によりますと生成AIの認知率は、全世代で9割強。ほぼ全ての人が「知っている」状態です。

一方で、実際に使っている人は全体の3割強。年代が上がるにつれて「知っているけれど使っていない」という現状です。

実際どう使っているのか、街で聞いてみました。

【世代別】街の人に聞いた、リアルなAI活用術は?

10代・学生
「(AIをどんな風に使う?)大学のレポートとかを書く時に参考にしたりしてます。構成を考えたり、スライド、プレゼンの時の構成とか。結構必需品」

10代・学生
「字数制限結構あるんですけど、大学のレポートだと。『3000字ぐらいにしてほしい』とかすると、うまく必要なところを足してくれたり抜いてくれたりして、まとめてくれたりとか。みんな使ってます」

30代・会社員
「動画を要約とか、YouTubeの。いっぱい見たい動画があって、時間なくて見きれないから、とりあえず要約して面白そうだったら続きを見るみたいな」

30代・会社員
「例えば社長と会話『こういう分野の社長と会話する時は、どんな内容がいいか?』とか、そんなんで使ってます。引き出しとしては『ありだな』みたいなのは返ってきますね」

50代・会社員
「法務担当なんで、『この件についてこう改正したいけどどう思う?』みたいなことは使ったりしてますね。すげえ嘘ついてる時もあるんで、そこはちゃんと自分で調べて」

10代・学生
「小説とか書いてもらって、読んで遊んでます。その時思いついたことをピピピピピって入れて、読みたかったものが生成されたら、それでいいかなみたいな。なんか履歴書作るのとかでちょっと使ってたら、あまりにも私のことを知りすぎてて、なんかちょっと怖くなってやめました」

50代・公務員
「困ったことがあったら検索する。保育士なんですけど、あの、いろんな子供についてとか、節分の由来とか『ふむふむ』みたいな。あと子育てで、男の子が2人いるんですけど、もう思春期なんで、あの、子供の心理、どう思ってるのかとか、そんな感じです」

専門家が教える「AIを相棒にする方法」とは

広島工業大学の情報学部・情報システム学科安藤明伸教授は、AIを使いこなすためのポイントを3つ挙げています。

(1)情報の真偽を疑う1つは、AIは「もっともらしい嘘」をつくため、必ず自分でも事実確認をする。
(2)著作権や情報漏洩に注意2つめは、著作権や個人情報の漏洩に注意して、機密情報や個人情報は入力しないこと。
(3)人間が最終責任を持つそして、AIの回答を鵜呑みにせず、内容の確認と判断は必ず人間が行う。

安藤教授は「危険だからと避けるのではなく、特性を知って適切に使いこなすことが求められる」と指摘しています。

自分に合った「相棒」としての付き合い方を見つけるのが、「イマドキ!」のスタイルのようです。