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今年の干支は「午」。寒い冬の海で、干支にちなんだ名を持つ生き物たちの、たくましくも愛らしい姿をカメラが捉えました。新年にふさわしい「縁起物」たちをご覧ください。
冬の瀬戸内海。この日の気温はわずか3度、水温は15度。この時期は本来、一年で最も海水の透明度が高くなる季節ですが、この日はあいにくの視界。それでも、寒さに負けず命を繋ぐ生き物たちが、新年の挨拶に現れてくれました。
最初に出迎えてくれたのは、「ウマヅラハギ」です。

宮島水族館 田守泰裕 飼育員
「馬のように面長な顔をしていることから『ウマヅラハギ』という風に名付けられています。一般的には、食料とされているのは『カワハギ』だと思うんですけど、代用品とされてきたこのウマヅラハギなんですけど、今ではとても美味しいということから、市場にもよく出回っているっていうイメージですね」
続いては、海藻にくっついてゆらゆらと揺れている「タツノオトシゴの仲間」です。「午」ではなく「辰」では?と思いきや…
宮島水族館 田守泰裕 飼育員
「実は、英語では『シーホース(SeaHorse)』という風に言いまして『海の馬』って呼ばれています。オスが卵をお腹の中で育てて孵化させることから、安産の祈願だったりとか、夫婦円満として、とても縁起物として扱われています。平清盛が、娘さんに渡したっていう記録も残ってるぐらい、とても縁起のいい生き物になります」
3つめは「バフンウニ」。かなり探したのですが、残念ながら見つかったのは他のウニや「殻」ばかりでした。そこで、宮島水族館から貴重な映像をお借りしました。
宮島水族館 田守泰裕 飼育員
「馬の糞に見えるっていう、少しちょっと不名誉な由来で名前が付けられています。夜行性なんで、あまり日中に出てくるっていうこともなくて。岩の隙間だったりとか、裏側に付いてたり、かなり小さなウニの仲間」

バフンウニを探す中で、水中カメラはこんな光景を捉えました。雪のように美しい「白いナマコ」。突然変異で生まれるそうです。
宮島水族館 田守泰裕 飼育員
「本当に『10万匹に1匹』っていう風に言われていまして。自然界で、白い生き物っていうのもとても縁起のいい生き物とされているので、それを水中で見られたっていうのはとてもいい経験なので、今年1年もすごくいい年になるんじゃないかなと思います」
2026年、午年。今回出会った縁起の良い生き物たちのように、勢いよく飛躍する一年となりますように。冬の冷たい海から、新年の願いを込めてお伝えしました。
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