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正月の山陽自動車道で発生した、約3000台もの車が巻き込まれた大規模な立ち往生。
本格的な冬を迎え、積雪や路面の凍結が予想される中、どのような備えをすべきでしょうか。
今月2日、広島県大竹市の山陽自動車道(上り線)で、約30台の車が雪で立ち往生しました。一帯が通行止めになり、最大約25キロの渋滞が発生し、巻き込まれた車は3000台ほどに上りました。

当時、現場では「冬用タイヤ規制」が行われていましたが、立ち往生した車の大半はノーマルタイヤだったとみられています。
JAF広島支部 伊藤穣爾さん
「滑りやすい・曲がらない・止まらない。ノーマルタイヤでは慌てて事故のリスクが高い」
こうした事態を防ぐため、JAFが常備しているのが「布製タイヤチェーン」です。金属製に比べて軽く、持ち運びにも便利です。
JAF広島支部 伊藤穣爾さん
「上からかぶせて、ゴムバンドが後ろにいくように取りつける」

車を少し動かして形を整えれば完成です。実際に初めて装着する女性スタッフが挑戦したところ、わずか1分3秒で完了しました。ゴムが伸びやすいため、強い力を必要としないのが特徴です。
ただ、雪のない路面では摩耗しやすいため、あくまで「緊急用の備え」です。

2025年12月27日から2016年1月5日の年末年始、雪による立ち往生などの救援要請は、広島県内で431件に上っています。積雪が予想される場合は安全な場所で早めにチェーンを装着することが重要です。
JAF広島支部 伊藤穣爾さん
「道路上で装着する場合、後続車が追突する恐れもある。まずは自宅で一度練習しておくとスムーズに対応できる」
万が一、雪道で完全に動けなくなってしまった場合、命を守るために守るべきルールがあります。

〈エンジンを切らない場合〉
車のマフラー周辺の除雪を絶対に忘れないでください。排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
〈エンジンを切る場合〉
完全に動けない時は、エンジンを切り、厚手の毛布や防寒着で体温を維持してください。雪の車中泊では「エンジンを切る」のが鉄則です。
走行中に最も注意すべきなのが、路面が薄く凍りつく「ブラックアイスバーン」です。
JAFの実験データによると、時速40kmで急ブレーキをかけた際、濡れた路面での制動距離はおよそ10m。しかし、路面が凍っているブラックアイスバーンでは70mもの距離を滑ってしまいます。
アスファルトが見えるため「すぐに止まれる」と勘違いしやすく、気づいた時には到底止まれない距離まで進んでしまいます。

身近な街中にも危険は潜んでいます。
・橋の上:風が吹き抜けて、最も凍りやすい。
・トンネルの出口:トンネル内はスピードを出しやすい。出口でスリップの恐れもある。
・交差点:車のブレーキにより、路面が磨かれてスケートリンクのようになる。
・住宅地の細い路地:日中も日陰になりやすく、凍ったままの場所が多い。
急発進・急ブレーキ・急ハンドルは控え、早めの準備を心がけましょう。










































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