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ラジオカーリポーター中村です。
広島市中区中町にある ブレッツェル専門店「&Brezel」にお邪魔しました。
並木通りから少し入った場所にある可愛らしいお店です。

ドアを開ける前から、いい香り!
そして店内の装飾にクリスマス気分が一気に高まります。
今日は、店主の 加藤幸夫さん にお話を伺いました。

お店の名前の通り、普段の主役はドイツのパン・ブレッツェル。
プレーン、チーズ、チョコ、アーモンド…

つやっと焼きあがったブレッツェルが、ずらりと並んでいました。

実は加藤さん、以前「ベッカライベック」というドイツパン専門店を営んでいた方。
コロナ禍で閉店しましたが、今年1月に「&Brezel」として戻ってこられました。
その頃からずっと愛され続けているのが、加藤さんのシュトーレンです。
常連さんたちの「また食べたい!」という声を受け、この店でも販売を続けているんだそうです。
ドイツでは、クリスマスに向けて毎日ちょっとずつ食べていく焼き菓子。
クリスマスまでの約4週間、1日1スライスずつ食べていくんだそう。
ぎゅっと詰まった生地は日を追うごとに熟成して、味がどんどん変わっていくのが魅力です。
食感まで少しずつ変わっていくそうで、なんだかワクワクしますよね。

目の前には幅8cm×長さ20cmほどのシュトーレン。
薄くスライスしていただいてみると…
「香りがすごい!」と思わず声が出るほど。
香りの正体は、ドイツ直輸入のシュトーレンスパイス。
ドイツはレシピに厳しい国ですが、その配合どおりにつくっているため、まさに“本場の味”。
噛むほどに広がるスパイスの香りと、しっとりした生地。
クリスマスが待ち遠しくなる、そんな味でした。
シュトーレンを楽しみにしているお客さんは本当に多く、12月が近づくと「いつ焼き上がりますか?」という問い合わせが続々と届くそう。
&Brezelのシュトーレンは、12月25日まで販売予定。
店頭販売はもちろ、今後はクリスマスマーケットへの出店も予定されているそうです。
「ネットから注文できるので、県外の方もぜひ」とおっしゃっていましたよ。
本場ドイツのクリスマスの味わいに出会えるお店です。ぜひ、足を運んでみてくださいね。
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