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夢は地元優勝 コメ農家が挑んだ「全日本お米グランプリ」 北広島町産米のブランド力と品質向上への決意 広島

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広島県内有数のコメ処・北広島町で、おいしいコメ日本一を競うコンテストがありました。注目は地元・北広島町のコメ。今年も日本一を目指しました。

「全日本お米グランプリ」は、稲作文化が息づくコメ処・北広島町を全国にアピールしようと3年前から町とJAなどが開いています。

北広島町 箕野博司町長「このコメ処・北広島町でおコメの魅力を味わって頂きたい」

最終審査に進んだコメは30点。応募総数328点の中から、予選を勝ち抜いた13道県のコメです。12人の審査員が自分の舌で味わい、3回の審査でグランプリを決めます。

広島県からは7点が進出、うち5点が地元・北広島町のコメです。過去、準グランプリ1点、ベスト10の金賞5点を出していますがグランプリはまだです。今回、町内3つの地区のコメが日本一に挑みました。

今吉田地区 隅田英治さん「第1回全国お米グランプリ、準グランプリ取りました。今年は4年目、グランプリを取るぞー!」

今吉田地区です。標高約350m、コシヒカリ栽培の盛んな土地柄です。太田川支流の源流域にあってきれいな水が自慢です。

第1回のコンテストで隅田英治さんのコメが準グランプリを獲得。これを機に「源流米 今吉田」というブランド米を商品化。最近は、地元のソフトテニスクラブとのコラボ商品も出しました。過去3回、全ての大会で入賞、今回、農家2軒のコメが最終審査に残りました。

今吉田地区 今吉田ファーム 向井大士さん「毎年挑戦している、いいものを使って美味しいコメを作っています。バッチリですハイ」

今吉田地区 神郷農業集団組合 中英雄さん「前回準グランプリの隣の田んぼのコメです。今回は取ります」

吉木地区の宮崎農園のコシヒカリは、過去2回、ベスト30の銀賞を受賞。水のよさと徹底した水管理でこの夏の猛暑も乗り切りました。

宮崎翼さん(29)「冷たい山水の水を使っている。水がいいというのが強みです。目標はもちろん日本一です」

標高約400m…大朝地区のブランド米「わさの舞」、品種名は「いのちの壱」です。2年前には京都の米穀店主催のコンテストで日本一になっていて次は地元で!と期待が高まります。

わさの舞生産組合 水口一真組合長「北広島町の中からですね、いつかは、日本一取ってやらないといけないという思いで」

大会では農家2軒のコメが最終審査に残りました。

わさの舞生産組合 橋渡力さん「自然環境がとってもいい中で育ったおコメということで、絶対に日本一を出したいと思ってます」

栄ファーム 前岡晋一郎専務「普段、やっていることをしっかり評価されるのかなということで、ドキドキしてます、どうなるか、ハイ」

1回戦の結果発表です。ベスト10の金賞以上が決まります。

結果発表「北広島町から出展されました…」

宮崎 翼さん「(ベスト10入りましたね!)入りました何とか、よかったです。10に残ったのは、3度目の正直で残れたんで、めちゃくちゃ嬉しいです」

向井大士さん「念願の金賞が取れたワシ、ハハハ(苦節4年目)4年目」

橋渡力さん「とりあえず残れて嬉しいです」

広島県内からは北広島町の3点と三原市の1点が2回戦に進みました。会場には町内のコメの食べ比べコーナーが設けられ来場者が長い列を作りました。最終審査・進出米では大朝地区の「わさの舞」が振る舞われました。

来場者「おいしいです。新米初めて食べたんですよ、新米高くて買えなくて。無料で、来た甲斐がありました」

わさの舞 水口一真組合長「これだけ賑わっているいうことは発信の仕様もありますし、すごく農家としては嬉しいです」

農家にとってコンテストは大きな励みになっていました。

宮崎農園 宮崎英二代表「このお米グランプリに向けて、よりよいコメを作ろう、やっぱり意識的にはかなりレベルアップしてるんじゃないかなと」

今吉田地区 中英雄さんと向井大士さん「後継者はいない、いないけど、けど次へつなぎたい。次の世代につながるような感じになれば」

最終結果が出ました。グランプリには岐阜県のコメ、準グランプリには島根県と熊本県のコメが選ばれました。審査員は全体的にレベルが上がっていると評しました。

向井大士さん「残念!。また挑戦するだけの上がある、いうことだから、その方が楽しみがあっていいと思います」

敗れた3人はリベンジに向け気持ちを切り替えていました。北広島町から日本一のコメを!夢の実現は来年に持ち越されました。

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