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「幼児期の予防接種」について【松本裕見子のDear Woman】

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229回目は、向洋こどもクリニックの梶梅輝之先生に
「幼児期の予防接種」について伺いました.

赤ちゃん期の接種を終えると一段落したように感じますが、小学校入学前までに
受けておきたい予防接種は多くあります。
1歳からは麻しん・風しん混合(MR)ワクチン、水痘、おたふくかぜ(任意)
などです。
おたふくかぜは耳下腺が腫れ、合併症として無菌性髄膜炎や難聴、不妊の危険もある病気。
1歳と3〜5年後の2回接種が推奨されます。
地域によっては費用助成があるそうです。

また、日本脳炎ワクチンは蚊を介して感染し、後遺症や死亡の恐れもあるため
ワクチンを打つことが重要です。
母子手帳では3歳からですが、小児科学会では生後半年からの接種を推奨しています。
第1期は3〜4歳で3回、第2期は9〜10歳で1回の計4回となっています。

幼児期のワクチンは種類も多く、こどもの体調もみながら考えたり、
スケジュールを立てるのも大変なので
かかりつけ医を決めて、生後2カ月の
5種混合ワクチン・肺炎球菌ワクチンを受けたら、次のスケジュールを
相談したりするといいでしょう。

思春期に向けては
女性の子宮頸がんの原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)による
疾患を予防するワクチンが注目されています。
小学6年〜高校1年の女子が対象ですが
男子も自費で接種可能です。

以前、副反応の報告から積極的勧奨が一時中止されましたが、安全性が確認され、
2021年から再開されています。
打ち忘れた場合も追加接種ができるので、必ずしも最初からやり直す必要はありません。
「忙しい毎日の中でも、ワクチンは子どもを守る大切な準備。気軽に相談してほしい」と梶梅先生。

最近では、子ども向けの点鼻タイプのインフルエンザワクチンもあるとか。
困ったらすぐ相談ですね。

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