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224回目は、向洋こどもクリニック 梶梅輝之先生に「赤ちゃんのワクチン その①」というテーマで
お話を伺いました。
生まれたばかりの赤ちゃんは自分で作る抗体を持っていません。生後半年くらいは病気にかからないのは、
お母さんのお腹にいるときに胎盤を通じて、
お母さんが持っているさまざまな免疫が受け継がれているからです。
しかし、それは次第になくなっていきます。
百日せきの抗体は生まれて早い時期に、
麻しん(はしか)の抗体は乳児期後半には失われていく
そうです。
そのため、百日せきを含む5種混合ワクチンは生後2ヵ月、はしかを含むMR(はしか風しん混合)ワクチンは
生後12ヵ月になったらなるべく早い時期に予防接種を
受けることが進められています。

生後2カ月に打つワクチンは、
5種混合、小児用肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎です。
ワクチンごとに接種する年齢が決まっていて、
接種できる時期になったら
なるべく早く受けることをおすすめしているそうです。
ワクチンを接種する順番や、時期をみながら
かかりつけ医にスケジュールを立ててもらいましょう。
そして、ワクチンを打つということは抗体が活発になります。
そのため、まれに熱や発しんなどの副反応がみられる
こともあります。
熱がでるかもしれない、吐くかもしれない…と知って
いれば、落ち着いて対応できますよね。
予防接種で十分な免疫がつけば、
基本的にその病気にはかかりませんが
ワクチンの種類や個人によって異なります。

病気にかかる可能性も全くないとは言いきれませんが
自然感染した場合に比べて症状が軽く済むという利点はあります。
さらに病気が周りの人へ広がるのを防ぐことにもつながるそうです。
もしも副反応がでた場合は、接種した医師に相談してくださいね。
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