新しい広島駅ビルの商業施設「ミナモア」がオープンして、3日目です。広島初進出の店が多い一方で、地元のスーパーが新たに手がけた店舗や、広島市中心部から移転してきた店も出店しています。
19日に行なわれたミナモアの内覧会。
4階に、大手スーパー「イズミ」が化粧品などを扱うコスメ店を構えていました。
イズミ 町田繁樹 新社長
「オープンおめでとうございます」
内覧会の日は、4月から新社長となる町田副社長が参加して、朝礼が行なわれました。
イズミにとって、ゆめタウンなど自社の店以外に出店するのは、初めてのチャレンジです。
イズミ 町田繁樹 新社長
「これが成功してさらにお店の数が増えていく、外部に出して行くことで、ア・フルールプティという名前がいろんなお客さまに知れ渡ってお客さまの生活に貢献できるようにしたいなと思っている」
行友歩 店長
「まずは自分たちが商品を好きになって愛をもってそれをお客さまに伝えられたと思っております。じゃあみなさんきょうから頑張りましょう」
このコスメ店はここにしかない品揃えを目指しました。
一番の売りは、化学肥料や農薬を使用せず、植物を原料としているオーガニック系の商品。手に入りにくい高価格帯の人気ブランドをいくつも揃えました。
プレオープンの日も、扱っているブランドを探しにお客さんが訪れていました。
(Qもう買って行かれた?)
バイヤー
「買われました。ジュリークという商品を買える場所を探されていた方に、来ていただけました」
町田新社長は、「ミナモア」という新たな店だからこそ、挑戦の意味があるとしています。この店の取組みを、グループ内に広げたいということです。
イズミ 町田繁樹 新社長
「“ゆめタウン”という看板がついていることでお越しいただける環境ではなくて、このア・フルールというお店自体が持つ、MD(マーチャンダイジング)力、商品力が、来ていただいたお客さまに喜んでいただける、納得いただけるということ。それが挑戦という形になっている」
グランドオープンの日。多くのお客さんが訪れていました。
訪れた客
「種類が豊富です」
「こういうオーガニック系のものが他のお店より多いのかなと思いますね」
「迷いますねたくさんあって」
会社からの大きな期待を背負った行友店長は前日眠れなかったそうです。
(Q他店との戦いを含めていよいよスタートですが)
行友歩 店長
「楽しみです。いろんなお客さまに来ていただきたい気持ちがあります」
ミナモア5階は、ライフスタイルやホビーのフロアになっています。
ハンズ ミナモア広島店 内山雅章 店長
「こちらが旅行者向けのトラベル用品のコーナーになります。もともと広島の八丁堀にあった時に、スーツケースですとかそういったものをしっかりと品揃えしていたので…」
ハンズ・ミナモア広島店の内山雅章店長は、ハンズ広島店の店長でした。
広島市中心部の八丁堀でおよそ30年近く営業していた大型雑貨店ハンズは、先月末に広島店を閉店し、イオンモール広島府中と広島駅のミナモア内に移転オープンしました。
両店とも以前に比べ店舗面積は半分以下になりましたが、それぞれ特徴があると言います。
イオンモール広島府中店は、週末のファミリー層がターゲットで、生活雑貨やキッチントイレの清掃用品、バラエティグッズなどに力をいれています。
ハンズ ミナモア広島店 内山雅章 店長
「ミナモアの駅ビルは、通学通勤の日常使いの人が平日にふらっと立ち寄れるような場所。ビジネスマンであれば、鞄、文具、ビューティは広く売り場をつくっている。あとは、旅行客向けにトラベル用品もしっかりと」
ハンズは、経営効率の面から、全国的にショッピングモールなどへのテナント出店という形に変わっています。
ハンズ ミナモア広島店 内山雅章 店長
「商業の中心地である八丁堀は、非常に魅力のある土地柄だったんですけれども、30年間ずっと営業していたことで、固定客にずっと支えられていたということもある」
「今回、駅ビルに新しい商業施設が設けられたということで、新しい出店機会が得られた」
「なおかつ駅ビルなので、いろんなところの広域的なお客様がいらっしゃるので、今まで獲得できなかった若い方、そういったところが非常に魅力的な施設になってますので、そういったところが1番の狙いです」
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