広島ドラゴンフライズ は 東アジア の5カ国10チームで争う 東アジアスーパーリーグ = EASL でグループリーグ1位でファイナル4に進出。マカオで優勝賞金100万ドルをかけて決勝トーナメントに挑みました。
EASLファイナル4 の舞台はマカオの巨大娯楽施設、 スタジオシティ の中のアリーナ。準決勝の相手は元NBAの ジェレミー・リン 擁する台湾の ニュー台北キングス でした。前半は一進一退の攻防で1点リードされ折り返します。第3クォーターに入ると 上澤 キャプテンが躍動、難しい体制のバックレイアップを見事に決めると、続けて3ポイントを決めてリード奪います。更にベンチメンバーの ロバーツ・ケイン がこのスティールから速攻で得点するなど攻守で躍動し、チームに良いリズムをもたらします。
渡部 は4本目の3ポイントを決めると、エバンス もスティールからシュートを決めて8点差をつけて第4クォーターへ。渡部 はこの試合インサイドに鋭く切れ込みレイアップを決めるなどキャリアハイに迫る16得点。負けじと 上澤 が3ポイントを決め、二桁得点し大きくリードを広げます。ドラゴンフライズは ブラックシアー と 河田 が退場する危機も、粘り強いディフェンスを最後まで継続し見事に快勝。決勝へと駒を進めました。
決勝戦の相手は準決勝で Bリーグ の 琉球 を敗った 桃園パウイアンパイロッツ 。広島は前半から強度の高いディフェンス、課題のリバウンドも競り勝ち得点を許しません。すると頼れる男 エバンス がスティールから速攻を決めるなど次々得点しリードを広げます。しかし、その後追いつかれ一進一退の攻防となり運命の第4クォーター残り4分あまりで同点に追いつかれます。
ここから中村が鋭いドライブで切れ込み、合わせた 三谷 がパスを受けてシュートを決めます。スターターコンビが意地を見せ 三谷 がこの日は二桁得点します。さらに、エバンス が オフェンスリバウンド を奪ってシュートを決め、残り3分で4点差に広げますが、粘る台湾の元NBAの グラハム に連続でシュートを決められ逆転されてしまいます。
1点を追う残り30秒でターンオーバーする絶体絶命のピンチ。ここで激しいディフェンスで相手ボールをダブルチームで止めてマイボールにすることに成功。この大事な場面を決めたのは頼れる男 エバンス でした。パスを受けるときっちりシュートを決め逆転に成功します。残り9・2秒、相手の攻撃を好調 渡部 が鮮やかなスティールに成功、最後までディフェンス強度が落ちなかった 広島ドラゴンフライズ が見事な勝利を飾りました。大会MVPは大活躍したエバンスが獲得しました。EASLを広島が初制覇しBリーグが連覇しました。
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