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原爆資料調査研究会「日映フィルム」の研究発表 広島

被爆直後に撮影された記録フィルムについて原爆資料館の学芸員や研究者による研究発表会が開かれました。

原爆資料館で開かれた研究発表会では、日本映画社が1945年秋に撮影した記録フィルムについて専門家がそれぞれの立場から解説しました。

原爆資料館 落葉裕信 学芸係長
「原爆投下から間もない被爆地の姿を今に伝える貴重なフィルム」原爆資料館の落葉さんは企画原案や撮影日誌などから、原爆の非人道性などを伝えようとした、スタッフの思いなどについて説明しました。

続いて広島市映像文化ライブラリーの森宗さんは、この記録フィルムを元に作られた記録映画について解説しました。

国内では20年以上見ることができず、日本に返還されテレビ放送された際も、カットされた部分があったことなどを説明しました。

最後に広島大学原医研の久保田助教が撮影日誌などの資料は、多角的な発見につながるとし、紙資料のデジタルアーカイブ化の必要性を伝えました。

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