免許がいらない近距離モビリティーサービスが尾道市で始まりました。

瀬戸田町生口島で披露されたのは、歩道を走れるスクーター「WHILL Model S」です。

観光サービスを展開する「瀬戸田しまなみDMO」と自動車ディーラー・ネッツトヨタ広島が共同で、島内の新たな散策手段として導入しました。

採用されたモデルは4輪で安定していて、電磁ブレーキを搭載することで、坂道でも一定の速度が保てるということです。

瀬戸田しまなみDMO・丸谷伸治社長
「出かける人を微笑む人へというキャッチフレーズのもとに、3世代問わずこちらの方へ旅行で来てもらえたら」

ネッツトヨタ広島・北野明彦常務取締役
「ただ車で近いところもどんどんいくのでなく、WHILLを使って、これからはご近所にさっと行かれるこういう未来がくるのではという期待感がある」

WHILL Model Sは、瀬戸田港そばの観光案内所「しまなみロマン」で、3時間1300円から、借りることができます。